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#vlt
うな。
30
サトウ
1,831
#nmmn注意
ngとくろいこ入れ替わり
「ニーン!!!」
「ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
2つの叫び声が部屋中に響き渡った。何事かと思い、急いで駆け寄る。そこには見つめ合ってあわあわしている四季凪アキラとくろいこがいた。凪ちゃんはくろいこをばっと抱き上げ、ソファに座り、くろいこを頬へ寄せすりすりとした。くろいこは凪ちゃんの頬を柔らかい肉球で押し、離せと言わんばかりにウゴウゴしている。
「何事、?」
叫び声からは想像できないほど今の雰囲気はほんわかしている。なぜ先程叫び声が聞こえたのだろうと問いたくなるほどだ。
「あ、セラ夫!!助けてください!」
口を開いたのは凪ちゃんではなく、くろいこだった。が、声は凪ちゃんだ。俺はすぐに状況を理解した。
「…で、バグかなんかで、凪ちゃんとくろいこが入れ替わっちゃったのね?」
「そう。」
凪ちゃん(くろいこ)に抱っこされた、くろいこ(凪ちゃん)は不安でもあるかのように頬を膨らませている。自分に抱き抱えられているのが嫌なのだろう。
「ニーン」
こちらからすると、凪ちゃんからくろいこの鳴き声が聞こえる事がとても面白い。
「あ、そろそろふたり来るかも。」
「は、お前言ったの?!!」
「当たり前じゃん」
「なんかあった時に俺一人じゃ対処できないよ。」
「そうかもだけど…」
凪ちゃんはこの後起こりうることを考えてしまったのだろう。彼らが来たらいじられるのだろうと察したのだろう。
ガチャッ
ちょうどその時扉が開く音がした。
「おーい!大丈夫かー??」
「あ、来た。」
状況を知っている2人はにやにやとしながら、凪ちゃんとくろいこを見ている。
「な、なんですか?ニヤニヤして」
「アーキラっ、くろいこ抱っこしていいー?」
凪ちゃんに話しかける奏斗は明らかに、本体の凪ちゃんに話しかけていた。
「ニーン」
「おぁ、ちょっ!」
奏斗に返事をするように鳴くくろいこ。その腕の中で慌てふためく凪ちゃん。
「じゃ、もーらいっ!」
「ちょ、雑!!!下ろして!!」
凪ちゃんを抱っこしたのは奏斗ではなく、雲雀だった。凪ちゃんは、バタバタとして何とか雲雀の腕から逃げ出そうとする。が、わしゃわしゃとされてしまい、ゴロゴロと喉がってしまっている。
「お、アキラ気持ちんかぁ?可愛いねぇ」
「っ、くそ」
喉の鳴る音は泊止まらず鳴り続ける凪ちゃんを
いじる2人。奏斗も混じって撫で始めた。俺は残されたくろいこの隣に座る。くろいこは明らかに嬉しそうな表情をした。表情豊かなのは飼い主に似たのだろうか。いつもよりにこにこと分かりやすく喜んでいる凪ちゃんを見ている感じがして、新鮮でいい。その時、
ボフンッ(煙
「おわっ!」
「アキラぁ?!」
いきなり煙が出てきた。
「ごほっ、あれ、戻ってる!!」
「ニーン」
「ほんまや、くろいこがくろいこや」
煙が引くとくろいこと凪ちゃんは元の姿に戻っていた。自分の姿を確認し喜ぶ凪ちゃんと、もう終わりかと言わんばかりに落ち込むくろいこ。短い時間だったが、くろいこはとても楽しそうだった。
「また人間に入れ替われたらええなー、くろいこ」
「ニーン」
くろいこを甘やかす雲雀にくろいこは元気よく返事をした。
「もうならなくていいよ…」
一方凪ちゃんはどっと疲れが来たのか、ソファにぐだーっと倒れ込んだ。
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ご視聴ありがとうございました!!
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コメント
1件
うわあ、めっちゃ微笑ましい話でした🤍 人間と猫の入れ替わりって設定がもう可愛いし、くろいこ(凪ちゃん)が「ニーン」って鳴いてるのに、中身は本物のくろいこなんだよね?そのギャップがたまらない…!奏斗と雲雀にいじられる凪ちゃんも、終わったあとグダーってなってるの見て「わかるわかる」って思っちゃった。短い時間だけどキャラの掛け合いがすごく楽しくて、読んでるこっちもほのぼのしました~次も待ってます!