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僕は寂しがり屋だ。とてもがつく程。
2人に支えられている分、2人が居ないと不安になる。
考えたくもない事も夜な夜な考えてしまう。
そんな時はインスタライブで弾き語りとかやったりして気を紛らわす。
みんな夜更かしだなぁ…
そんなこと思いつつJAM’Sからのたくさんの応援コメント、面白いコメントがあると元気が出る。
ある日メンバー3人でご飯に行った日__。
涼「そういえば昨日夜中にインスタライブやってなかった?」
滉「それ思った。あれ何時よ!」
涼「ちゃんと寝れてる?制作も大事だけど体が持たなくなっちゃうよ〜」
心配してくれる2人。
俺はそんな言葉をかけてくれる2人に嬉しくなる。
元「ありがとう。大丈夫だよ、俺ショートスリーパーだし。」
折角のオフにこんな話は勿体無いと感じ、話を逸らす様に
元「2人は今日ここ来る前何してた?」
話を逸らすには無理矢理すぎたかと不安に思いながらも目の前にあるドリンクのストローに触れる
滉「んー、洗濯して、部屋の整理かなー」
涼「僕はゲームしてたよ」
ちゃんと休日らしい休日を過ごしていて少し安心するも羨ましく感じた。
何せ俺は今日もこのご飯行く前もずっと制作、制作、制作…
そんな事を思っていたら返答を忘れぼーっとしていた
滉「元貴?」
しまった、2人が心配そうにこちらを見ている。
涼「ねぇ元貴。本当に大丈夫?今日ずっと顔が疲れてるっていうか窶れてるよ…?」
元「え?気の所為じゃないかな…?」
行く前に時間無くて鏡で自分の顔をあまりしっかり確認していなかった。
滉「気の所為じゃないって、折角のオフなんだから今日は1回帰ってゆっくり寝た方がいいよ。」
涼ちゃんも頷きながら心配そうに見つめる。
だけど俺は折角のオフを3人で楽しみたかった。
帰りのタクシーを呼ぼうとする涼ちゃんの袖を引っ張る。
帰りたくない。1人になりたくない。
そんな簡単な言葉すら出せず涙が止まらない。
それを見た若井が泣いてる俺の顔を隠すようにすかさず口を開く。
滉「俺、元貴を家まで送るよ。」
俺の荷物を持ってこっそり手を引く
涼ちゃんは無理するなよと笑いながらタクシーが出るまで見送ってくれた。
タクシーの中、疲れがどっと来ていたのかいつしか眠ってしまっていた。
目覚めると俺は自分の寝室のベッドで寝ていた。
若井は帰ってしまっただろうか。そんなことを思っていたらキッチンから物音がする。
元「若井…?」