目が覚めるとそこは暗い天井。
窓からは月の光が差し込んでいる。
出久)あ…。
横を見るとうたた寝をしているかっちゃん。
僕を待ってくれてたのかな。
かっちゃんの頭をそっと撫でる。
爆豪)ふ….。
かっちゃんってこんなあったかい顔するんだ。
出久)ありがとう….。
なんで僕はこんな暖かい場所に戻らなかったんだろ。
かっちゃんがいるのに。
その一言を残して僕はまた眠った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
チチチチチチチ…,
鳥の囀りが聞こえる。
朝か….。
横にいたかっちゃんがいなくなってる。
みんなのとこ行ったのかな。
ベッドってあったかい。
腕の疼きはまだ止まってないけど、
個性の制御はできる。
油断はできないけど大丈夫。
出久)みんな….
僕を必死に説得してくれた。
呼び戻してくれた。
その嬉しさで僕は気絶してた。
まだみんなにあってお礼してない。
ここは寮だよな…。
ドアの向こうからドタバタと走る音が聞こえる。
なんだろう。
ばぁぁぁぁん
切島)…..
出久)…..
切島)うわぁぁぁぁあぁぁぁおきだぁぁあ!!
出久)うぇ?
切島)緑谷!お前起き上がって大丈夫か?!
出久)….うん。
切島君の顔、久しぶりにみた。
そうか、僕はもう。
みんなの元に帰ってきたのか。
ツーッて涙が落ちる。
切島)緑谷?!どっかいてぇのか?!
出久)うぅん、切島君と会えたのが…嬉しくて。
切島)…!ありがとな。待ってろ!みんな呼んでくるな!
バタンッ
切島くんの顔…柔らかく見えた。
よかった。
元気だ。
________嬉しい。
僕は笑いながら涙を流してた。
嬉し泣きを初めてできた。
あぁ、そうか。
僕は始めて幸せを感じれたんだ。
出久)____みんなありがとう。
聞こえないくらいの声で呟いた。
ホークス)やっぱりおかしぞ。
エンデヴァー)今すぐ雄英に行け!
バーニン)はい!
ホークス)今すぐ調査しなければ…!
エンデヴァー)緑谷出久がこれほどの脅威を持っていたとは….!
ホークス)緑谷くん…本当なのか…?
第3期 スタート NEXT→200
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コメント
4件
3期♪3期♪
今の私の気分を壊したやつはやばいだろうね(最っ高に楽しい気分)
最終回って見て終わるのか...て思ってたら3期あるんですね!ふぅ...よかった^^;(?) 続き楽しみにしてます:)