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#カンヒュBL
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『◯ックスしないと出られない部屋』
Countryhumans二次創作
登場人物:日本、中国
第一話「理不尽な密室」
学校帰り、中国と日本は並んで歩いていた。
中国「いやー、今日の授業は疲れたアル」
日本「そうですね。早く帰ってゆっくりしたいです」
中国「そういえば日本、今日の宿題やったアルか?」
日本「ええ、もちろんです」
中国「嘘つけアル。絶対やってない顔してるアル」
日本「顔で判断しないでください」
そんな他愛もない会話をしていた、その瞬間。
――ドサッ。
中国「……あ?」
日本「……?」
二人の意識は、そこで途切れた。
目を覚ますと、そこは見知らぬ白い部屋だった。
中国「……ここどこアル?」
日本「私にも分かりませんね……」
中国「なんか嫌な予感がするアル」
すると、壁に貼られた一枚の紙が目に入った。
そこには大きくこう書かれていた。
『◯ックスしないと出られない部屋』
中国「……………………」
日本「……………………」
中国「は?」
日本「なるほど」
中国「なるほどじゃないアル!!!!」
日本は冷静に部屋を見回した。
日本「普通ならセッ◯スと書くところでしょうが、なぜか伏せ字が微妙に違いますね」
中国「そこ気にするところアルか!?」
日本「しかし、問題はそこではありません」
中国「……?」
日本「中国さん」
中国「なんアル?」
日本「あなたのお父様の嫌な思い出を思い出すことになりますが、出るためにはこうするしかないんです」
中国「いやああああああああああ!!!!」
日本「落ち着いてください」
中国「お前、うちの父親が日本嫌いなの知ってるアルよな!?」
日本「もちろんです」
中国「昔お前に襲われたとかなんとかで、今でも根に持ってるアルよ!!」
日本「ええ、存じております」
中国「なんでそんな冷静アル!?」
日本「では、始めましょうか」
中国「嫌アル!!!!」
日本は静かにケースを開けた。
そして取り出したのは――
サックスだった。
中国「……………………は?」
日本「では、失礼して」
プァアアアアアアアアア!!!
中国「うるせええええええええええ!!!!」
第二話「蘇る父親のトラウマ」
ここで少し昔の話をしよう。
大日本帝国がまだ存在していた頃。
大日本帝国「そういえば、うちの国には吹奏楽部があるんだ」
信「ほう。吹奏楽か。ならば一度演奏してみてくれ」
大日本帝国「いいだろう」
そして大日本帝国は楽器を構えた。
しかし、そこで問題が発生した。
大日本帝国「何を演奏しようか……」
大日本帝国「まあ、マーチでいいか」
そう。
彼が選んだのはマーチだった。
しかも、たまたまアメリカの影響を強く感じさせるような曲調だった。
アメリカ「HAHAHAHA!!!!!」
信「……?」
アメリカ「おい中国!!聞いたか!?これがアメリカンな音楽だぜ!!」
信「いや、これは日本が吹いているのでは……」
アメリカ「細かいことは気にするな!!」
そしてアメリカはなぜか調子に乗り、中国の父を殴った。
信「ぐはっ!?」
大日本帝国「えっ」
アメリカ「HAHAHAHA!!!!!」
大日本帝国「いや、私の演奏が原因なのか?」
信「二度とマーチを聞かせるな!!!!」
――回想終了。
第三話「結論」
中国「しょうもな!!!!」
日本「でしょう?」
中国「いや、何がでしょう?アル!!」
日本「ちなみに、先ほどの演奏はマーチではありません」
中国「じゃあ何アルか!?」
日本「吹奏楽部の基礎練習です」
中国「もっと嫌アル!!!!」
日本「さて、これで脱出条件を満たしたはずですが……」
壁の文字が変わった。
『条件達成!』
中国「なんでアルか!!!!」
日本「音楽の力ですね」
中国「絶対違うアル!!!!」
こうして二人は無事に脱出した。
なお、後日。
信「日本がサックスを吹いた?」
中国「そうアル」
信「……アメリカを呼べ」
中国「なんでアル!?」
日本のサックスが、再び国際問題になりかけた。
――完――
コメント
4件
途中のにぽんのセリフで気づいてしまったぜ……… これが……コメディ(?)だと………(((((((((((((((((((
まさかのサックスw
いやー、読み終わって思わず声が出ました(笑)。「◯ックスしないと出られない部屋」ってタイトルからどんな展開が来るのかと思ったら、まさかのサックス演奏で突破するとは…!伏せ字のオチも含めて、一貫したギャグテンションが最後まで崩れなくて気持ちよかったです。中国のツッコミと日本の淡々とした空気感の対比が絶妙で、特に「吹奏楽部の基礎練習です」のところは声出して笑いました。一話完結の軽妙な掌編、良いリズムでした!