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「アラン皇子……?」
いつも穏やかなアランが、こんなにも声を荒げるなんて。
戸惑うセシリアの前で、アランとデリックは鋭く睨み合っている。
「僕の言葉、聞こえなかった?」
「聞こえましたよ。だけど別にいいじゃないですか。僕が皇后陛下と一緒に遊んでいたって」
「遊んでくれる人なら他にもたくさんいるだろ! デリックはみんなに愛されているんだから!」
「そう言うお兄様だって、皇后陛下と遊ぶ時間はいっぱいあるじゃないですか! 僕なんて……僕なんて……っ」
デリックは悔しそうに歯を食いしばったまま、膝上までのズボンをぎゅっと固く握りしめている。
ヒートアップしていく喧嘩を止めるべく、セシリアは慌てて二人の間に割って入った。
「ちょっと、二人とも落ち着いて!************
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