9.
Side.紫
紫 「 、え、…?」
桃くんの発した言葉が衝撃すぎて頭に入らなかった。
紫 「 なん、で、…?」
疑問に思い、桃くんに問う。
桃 「 ッ、なんでって、、」
「 …、なんでもないっ、」
桃くんは歯をかみ締めながら悔しそうに答えた。
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Side.桃
気まずい雰囲気になりながらも紫 ~ くんは赤をリビングへ。
俺は黄の様子を見に行った。
ガチャッ
桃 「 … 、黄 、??」
黄 「 ッ、グスッ 、」
そこには案の定、部屋の隅で蹲りながら泣いている黄がいた。
桃 「 …、大丈夫か、?」
「ごめんな、」
黄 「 ッ、なんで桃兄が謝るんですか、?」
「 元はと言えば赤がッ 、!!」
桃 「…、黄、そんなこと言うな。」
俺はそう言い黄の口を塞いだ。
黄 「ッ、はッ、?泣」
「なんでッ、桃くんも赤の味方になるんですかッ、」
納得のいかないような黄をどうにか落ち着かせたい。
桃「味方とかじゃねぇよ。」
「家族なんだから味方なのは当たり前だろ。」
そう言った瞬間、黄が固まったような気がした。
黄「ッ、桃くんは赤のこと家族だと思ってるんですかッ、??」
桃「おう、」
俺の返答に黄が怒鳴り始めた。
黄「っ、そんなわけないでしょう、?!」
「なんで途中からズカズカと人の家に入ってきたやつが家族になるんですかッ、?!」
「そんなのおかしいッ、!!泣」
「やだっ、やだよそんなのッ、泣」
「なんでよッ、泣」
桃「ッ、…」
俺は必死に黄を落ち着かせようとしていたが、その頑張りは無駄だったみたいだ。
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紫「…、聞かなくていいからね。」
赤「…、グスッ、」
コメント
13件
最 高 👍🏻 ど う し た ら そ ん な に 書 け る の よ 、 😭 黄 く ん の ズ カ ズ カ と か い う 表 現 が す こ 見 習 い た い
わわ😿 続きありがとうございます😭🙇♀️ 桃くんが悔しそうな顔が想像しちゃって泣きそうです😢💕 ゆづちさんの作品毎回ほんと神です✨🫶🏻💞 終わり方もめちゃよくて尊敬します!!!
うわぁ続きが気になってたから見れて嬉しいよぉぉ😖💞