歌舞伎町のラブホ。
イヤンアハンと喘ぎ声が四六時中聞こえるホテル。
その残骸を掃除していくのが若井達の仕事。
今日も多数の部屋が食い尽くされていた。
(掃除するか…)
と若井が足を事務室から出そうとしたら、ある声が若井の耳に入ってきた。
「ねえ、若井。」
若井が振り返るとこちらをじっと見てる藤澤が 立っていた。
「どしたー?」
「上司さんが呼んでるよー」
視点を変えると若井を見ている上司がいた。
若井が急ぎ足で上司のもとへ向かい、「すみません」と頭を下げた。そして、顔をあげると小さくて可愛い男の子が立っていた。
「…?あの、この子は…?」
「あぁ、この子の話だ。」
「今日から大森くんのお世話をしてもらうよ。」
「…ぇ、!?」
「よろしくお願いします!」
大森は礼儀良く90度近くの深いお辞儀をした。
顔をあげると若井が少し顔を火照らせてたのは気のせいか分からない。
「えっと…大森、くん?でいいのかな?」
「はい!」
明るい笑顔で大森は返事をしたが、若井の顔は大森の顔やらをじっと見つめていてさすがに大森は「どうしたんですか?」と口を開こうとした瞬間若井はかぶせて口を開いた。
「え、ほんとに20歳以上…?」
「なッ、最近29になりましたよっ!」
若井の失礼な発言に対して、大森はちょっと強気で言い返しをした。その発言に対して若井は目を見開いてた。
若井が我に変えると大森はちょっと不機嫌そうだった。若井は仕事することを思い出して、不機嫌関係ない大森に「掃除のやり方教えるから来て」と招いた。
新作いっぱい作ってるよね。
わかる。
コメント
19件
えっ、! さいこうですっ!
うふふさいこう☺️☺️☺️☺️☺️
2つも作ってんじゃん…ありがてぇ うふふふふ大好きこういうのも!!全て!!