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rbr side
今日も憂鬱な学校が始まる。
あー、面倒くさいなー、等と感じながら歩いて居たら、
前にshoがいるでは無いか。
まぁ、話しかける勇気もないので、素通りしようと隣に近づいたら、
『あ、rbr!!おはよう!!』
「あっ、おはよう」
まさかの話しかけられた。
昨日もずっと思っていたが、shoはすごく可愛い。
そこらの女子なんか目に入れられないほど可愛らしい見た目をしている。
というか、話しかけられたの本当に嬉しい。
『ねぇねぇ、rbr、1人で学校行くのも寂しいし、楽しくないから一緒に行かない…?』
「え、ぁ、全然いいよ。一緒に行こ」
『っ!!ほんとっ!!嬉しい…ありがとっ』
そんなこんなでshoと一緒に学校に行くこととなってしまった。
嬉しいが、
少し気まずい雰囲気も…
なんてことはなく、楽しく雑談しながら登校していく。
毎日、学校に行く朝の時間帯が凄く嫌だったが、今日は凄く楽しくてあっという間だった。
雑談している時のshoの笑顔や、たまに見せる赤面、話している時の横顔。
全て可愛く見えた。
俺はもう末期なのかもしれない。
お昼も一緒に弁当を囲む。
元々俺は仲良しグループなんて物がなく、1人で行動していたことが多いため、shoと話すのは苦じゃない。
なんなら嬉しい。
俺はまだ、shoのことが大好きみたいだ。
「shoのお弁当美味しそうだね。」
『でしょー!!何時も早起きして頑張って作ってるんだよ!!
rbrはコンビニ?』
「そうだね、自炊とかあんまりしないかな。
だからsho凄いなって思うよ
俺も弁当食べてみたいなー。」
『じゃあさ、なんか食べたいのある?
1個あげるよ!!』
「えっ、ほんと?嬉しいなぁ
じゃー、このタコさんウインナー欲しいな。」
『タコさんウインナーね…
はいっどーぞ!! 』
「あー…」
『はぇ…あ、あーん?』
「ぁ〜ん。
ん、めっちゃ美味いよ!!ありがとう!!」
『ど、どういたしまして…⸝⸝』
「あれ、なんか顔赤いけど大丈夫?
熱?」
『んーん!!大丈夫だから、安心して?⸝⸝』
「なら良かった、体調悪くなったらすぐ言ってね?保健室まで運ぶから。」
『ふはっ笑
ありがとう!!笑』
『ねぇーrbr!!一緒に帰ろ?』
「ん。いいけど、生徒会長の仕事あるから遅くなるかも、それでも大丈夫? 」
『ぜんっぜん大丈夫!!
待ってるね。』
あー、ほんと可愛い。
生徒会の仕事なんてやらずにshoと帰りたい。
なんで生徒会長なんてやったんだろう、等と考えながら仕事をこなしていたら、
#bl
からす
20,099
47
9
〈rbr君、今日はもう仕事終わってくれて構わないよ。
何時も遅くまで残ってもらっているからね。〉
「ほんとですか?
ありがとうございます。
お言葉に甘えて今日は帰宅させていただきます。 」
〈うん。何時もありがとうね。〉
やった。
今日は早く帰れるぞ。
それにあのshoと一緒に帰ることができる。
最高かよ。
そう思いつつ俺は学校の門に向かった。
『あれっ、rbr早いじゃん!!』
「うん。今日は早く帰っていいよって言って貰えたんだ」
『よかったね!!』
他愛もない会話をしながら、俺たちは帰路に着く。
この時間がずっと続けばいいのに。
なんて、叶わないようなことを願っている。
なんて事ない話で笑ってくれる君。
一緒にいるだけで心が暖かくなる感覚がする。
あぁ、これが恋か。
叶わないだろうとは思っているが、期待してしまう。
小さい頃に抱いていた感情とはまた違う。
『〜…あっ俺ここだから、ばいばい。
またあした!!』
「ん。また明日。」
彼と別れ俺の家に向かう。
ふと、shoの方を見てみると、
きらっ
見間違えだろうか。
蛍光灯に当てられたshoの首あたりに小さな光が見えたような気がした。
見間違え出なければ、なんでだろうと考えてみる。
頭の中に過ぎったのが
おそろいのネックレスだった。
shoに首にネックレスがかかっているなら
光が見えたのは不可解な点はない。
だが、shoはまだおそろいのネックレスをつけているかどうかが問題だ。
もしつけているのであれば、shoは俺の事を覚えている可能性がたかい。
だが、それはただの憶測に過ぎない。
見間違えかもしれないし、それにネックレスをつけていたとしてもそれがおそらいの物かどうかなんて俺には分からない。
…ただ、それを付けていて欲しいという俺の願望だ。
家に着き、鞄を放り投げ、ソファにしずむ。
さっきの出来事を悶々と考えている俺は気持ち悪いだろうか。
スマホを開き、検索アプリを開く。
そこにある検索履歴は
男同士 恋
男同士 カップル
男同士 気持ち悪い?
等と、自分でも引くような事ばかり調べている。
世間一般的に男同士の恋はあまり見かけないし、本等に書いてあるようなものは現実にそうそう起こらない。
だからこそ不安なんだ。
俺がshoの事が好きでいていいのか、
shoは俺に好かれて気持ち悪いと思ってしまうのだろうか、
shoは俺に好かれると迷惑なのか、
そんなことが頭に過ぎり、彼の前でも上手く笑えない。
そんなことを何とも思っていなかったあの頃は今よりずっと、ずっと上手く笑えていた。
それを踏まえて今の状況を見ていると、とても自分が醜く感じてしまう。
好きな子の前でも上手く笑えないなんて。
昔の頃に戻りたい。
頬に伝う冷たい水が今の俺の全てを表しているようで嫌だった。
俺rbrの笑った顔好きだよ!!
ねぇーrbrーもっと笑ってよ!!俺が恥ずかしいじゃんか!!
rbrの笑顔って優しい感じがして安心するんだよね〜
だからさ、もっと笑ってもいいんじゃない?
「っ…夢、」
何時の間にか俺は寝てしまっていたようだ。
今日の夢も彼に関する夢で、自分はどんだけ彼のことが好きなんだと、びっくりする。
今回の夢はとても断片的な形だった。
幼少期のshoも、今のshoも出てきて、今のshoからは言われていない言葉が夢の中では出てきた。
もっと笑ってもいいんじゃない、か。
その言葉が酷く心に刺さった。
sho side
rbrがあまり笑わなくなった。
これが俺のせいなのかは分からないが、俺はrbrの笑った顔が好きだ。
好きだからこそ、笑って欲しい。
俺の前だけでもいいから笑って欲しい。
明日は笑わせて上げられるかな。
明日は笑顔を見せてくれるかな。
なんて、思いながら首につけていたネックレスを取る。
そのネックレスを自分の手のひらに乗せる。
ネックレスに着いているマゼンタ色の宝石は美しく見える。
そう、彼のように。
俺はネックレスを大事に保管庫に入れて置いた。
2,768文字 2026/06/10 00:05:02
投稿遅れて申し訳ないです。
次も遅くなるかもしれませんが気長にお待ち頂けると幸いです。
コメント
1件
うわ、めっちゃキュンキュンした……! rbr視点の「全部可愛く見える」とか、あーんのシーンの照れ合い、最高すぎます。最後のsho視点で「彼のように」ってネックレスを見る伏線、じわじわ来るなあ。お互いに相手の笑顔が好きで、すれ違ってる感じが切なくて甘酸っぱい。連載楽しみにしてます!