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注意
この小説は、主のOCがいろいろするものになっています。
苦手な方は読むのをご遠慮ください。
それから、聞き飽きたプロローグは終わり。初めての方は第1話から。
1章 体編変成
9話
この小説には、グロテスクな要素が含まれる場合があります。
お読みの方、特に苦手な方はお気をつけください。
「…ごめんなさい…うっ」
ここは私たちしょこら’sが集まる家。
その家で私は今、説教されている。
「全くお前は…もう少し耐えろ」
「…はい…」
「お前の悪いところだよそこは。もう少し耐えて悲しみを抑えろ。
お前に今ないものではなく今あるものを大切にしろ」
「…全くその通りでございます…ひく」
だって…悲しいじゃん…大切な人が死ぬんだぞ…。
「碧…さん…たす…けて…」
…これをどうにかするのが先か。
「…ほら」
そうして五月雨と手を繋ぐ。
「…っ」
「落ち着くでしょ?」
「…恥ずかしいです…//」
「…なんだ、そうすればいいんじゃないか」
「そうだね…」
お互い気持ちが落ち着いた五月雨と私は、ゆっくりと目を閉じ、
倒れた。
「…は?」
目を開けるとそこには、在りし日の五月雨優が立っていた。
「碧さん…また…あえタ…ネ…」
「…ねえ!行かないでよ!」
「ダイジョ………ズット………イルカラ…」
次に聞こえてきた声は、酷いノイズがかかり、耳を澄ますとかろうじて聞こえる状態だった。
「—-ト–リ—-ルヨ」
「…はぁ、はぁ、はぁ…
…夢か…」
「…碧さん…うぅ…」
今思えば、五月雨の記憶から流れて来たのかもしれない、
寝顔が可愛いとも思いつつ、そうも考えるのであった。
「おはよー」
「おはよう…五月雨ちゃんの様子は?」
「良好。かなり深い眠りについたからしばらくは大丈夫だよ」
「そうか…」
実際あの睡眠状況だとしばらくは眠ったままなことが多い。
過去には1週間起きなかった奴もいるし。
…私だ。
「じゃあ、飯作ってくれ」
「…作ってくれんか?飯」
「いやだ」
そんな話をしていると、近くでものすごい爆発音がした。
「なんだ?」
「あう…」
「…主君…なんで私まで…」
爆発音がした隣の空き地に行ってみるとそこには、その爆発の発生源であろう2人が重なって倒れていた。
「うp主…くんなて言ったろ」
「だって…みんなが…心配なんだもん…」
「主君が悪いんです…私は巻き込まれただけです…」
「うん、大丈夫。悪いのはうp主だから」
そう言って黒樫を慰めた後、うp主の方を向く。
「なあ?お前が悪いんだよなぁうp主?」
「ひゃ…ひゃいぃ…」
「今ので五月雨が起きたらどうすんだよ?あ?」
「しゅ…しゅみましぇん…」
なーんだ。ちゃんと謝れるんじゃないか…
じゃねぇよ!
「もっと腰を低く!地面に這いつくばって全力の土下座をしろよ!」
「すみませんでしたぁぁぁぁ!」
地面に頭がぶつかるかという勢いで土下座をしたので、流石の私も許さざるを得なかった。
「もう二度とやるなよ?」
「ひゃい…」
「…それで?何のためにきた?」
「五月雨に薬を飲ませて欲しいんです」
薬というワードに反応したしょこらが、
「ま…」
と言ったところで、以前にもあったような反射パンチを繰り出す。
「ギャァァァァァァ」
「いい加減にしろよ…?」
「ヒャイ…」
まじでいい加減にしてほしい。
こんなの読者からしたらただの尺稼ぎだぞ。
「…で?何の薬?」
「精神安定剤と幻覚剤でs…グハァァァァァァッ」
「お前ら…まじいい加減にしろよ…?」
そう言って、ブチギレたメス象も退いた鋭い視線を突き刺す。
その光景は赤◯のシャ◯クスそのものだ。
「なっ」
「がはぁ」
勿論この2人に精神力などないため、バタバタと倒れる。
「ふにゃぁ…」
「…」
少し精神力のある黒樫が残った。
「にゃぁ…」
あ…あれ?
「ふにゃぁ…」
「図ったな!シャ◯!!」
…別に猫回にはならないのでご安心を。