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私
にはよくわからないのですが、「正位置」というものが存在するそうですね。その「正位置」というのは一体どういう意味なんでしょうね? えーっとですね、例えば「皇帝」とか「教皇」みたいなものでしょうか? それとも「正義」とか「審判」「公正」のようなものですか? う~ん……やっぱりわかりませんねぇ。
そもそも「正位置」って何を指すのかすら分からないんですけど。ひょっとして「正位置」っていう言葉自体が間違っていて、本当は別の意味があるんじゃないでしょうか? 例えば「聖杯」とか「杖」とか「剣」なんかが当てはまるような気がするんですよね。
あぁ! なるほど! 分かりましたよ! きっとあれですよね。
「正位置」っていうのは、アレのことじゃないでしょうか? ほら、よくあるじゃないですか。タロットカードを使った占いで、悪い結果が出た時によく言われることですよ。
「大丈夫!次はきっと良いことがあるさ!」みたいな感じのセリフ。
あの、「次なんてないんだぞ!!」とかいうツッコミは無しの方向でお願いしますね? それにしても……なんとも皮肉なものですね。
まさか自分がその言葉を言う側に回る日が来るなんて、夢にも思ってませんでしたよ。
そう、この世には「運命」があるんです。それは目に見えないものかもしれません。ですが、確実に存在するものです。
だからこそ我々は、それに逆らわず受け入れて生きていかなければならないんですよ。
それが、我々人間が生きとし生けるものの宿命ですから。
えぇ、もちろん私だってわかっていますよ。
でも、なかなか良いじゃないか。
この世には、こんなにもたくさん 素晴らしいものがあるんだぞ。
それなのに、どうして君はいつも 不満そうな顔をしているのか? 君の目には何が見えているんだ? それはきっと、君自身が一番よく知っているはずだろ? 君の目は、真実を見つめる目なのか? だとしたら、君の瞳に映るものは一体なんなんだ? 君は本当に美しいものを見たことがあるか? 俺は見たことがない。俺にとっての美の基準なんてものは曖昧だし、そもそも美しさというものがよくわからない。
だから、君が羨ましい。君が美しく見えるときがある。
でもね、本当はそうじゃないんだよ。
ただ単に、君は綺麗なものを見てないだけさ。
目を凝らすこともせずに、自分の理想だけを見ているだけだ。
本当の美しさというのは、案外身近にあるものだ。