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私
にとっての魔法は、「現実を歪めること」です。
私は「魔法使いになりたい」と願うのではなくて、「魔法を使う人間」になりたかったのです。
その願いを叶えてくれたのがこの「物語」なのですが、私が本当になりたいものにはなれませんでした。
私の望みは、この世界で誰かを幸せにする魔法使いになること。
だから私はこれからもずっと、誰かの物語を創り続けていくことでしょう。
さあ、今日もまた新たな物語を始めましょう。
誰のためのお話なのか、それはまだ決まっていないけれどね。
こんにちは! 私の名前は『アリス』といいます。
ある日突然、不思議な世界に迷い込んでしまった女の子です。
そして今は―――
「ふぅん、それで?」
とある森の奥深くにある小屋では、今日もまた魔女たちのお茶会が開かれていた。
「そういえばさぁ~」
「ん?」
「この前あの子が来てね」
「あー!わかる!」
「やっぱりみんなそうなんだねぇ」
「うんうん」
魔女たちは楽しげに話している。
「えっと、なんの話してるんですか?」
そこにやってきたのは一人の少女。
「あら、聞いてなかったの?あんたがこの間来た男の子のことよ」
「あーあ、またあの子達喧嘩してるよ。ホント仲悪いね~」
「まったくもう!ちょっと男子ぃ!早く止めてきなさいよね!」
「えぇ!?なんで僕が……」
「うわぁああ!!ちょっ、ごめんって!!」
「ほら、謝んないとダメだよ?」
「だから、それはさっきから言ってんだろぉおおお!!!」
「だって、あんたが先に吹っ掛けてきたんじゃない!」
「そっちこそ、俺の事馬鹿にしたくせによぉ!」
「二人とも落ち着いてくださいよぉ……先生困っちゃいますぅ」
今日もまた騒がしい教室の中、俺はいつも通り机に突っ伏していた。
窓際の席なので外からの声がよく聞こえる。
外では数人の生徒が楽しげに話しながら校庭を走り回っていた。
(うるさい奴らは元気だねぇ)
別に羨ましいとかそういうわけではない。
ただ、この光景を見ると少しだけ昔を思い出すのだ。
まだ幼かった頃、一緒に遊んでいた友達がいた気がするんだ。
だけどいつの間にかいなくなってしまった。
なぜいなくなったのかわからないけど、すごく悲しい気持ちになった記憶があるよ。
そういえば僕はずっと前に一度死んだことがあるような気がするんだよ。
どうしてなのかはよく覚えてないんだけどね。
僕には夢がない。やりたいことも特に思いつかない。
ただ毎日をダラダラ過ごしているだけなんだ。
あぁ……何か面白いこと起こらないかなぁ……。
ある日のこと、彼はいつものように部屋の中で一人過ごしていた。
ふとテレビをつけると、画面には一人の女性が映し出されていた。
彼女はこう言った。
『あなたの人生を変えたいですか?』……何を言ってるんだろうかこの人は。
人生を変えるなんて簡単に言うけれど、一体どうやって変えるっていうんだろう? そもそも人の人生というのはそう簡単に変えることはできないものだ。自分の人生の主人公は自分自身だとよく言われるけど、それは間違いだ。確かに主人公ではあるが、その人生をコントロールするのは結局自分でしかないのだ。
「他人は自分のために存在している」という言葉がある。まさにこの通りなのだ。自分が変われば周りの人間だって変わる。自分を変えなければ誰も変えてくれない。だからこそ僕は僕自身を変えていきたいと思う。
どんなことでもいい。たとえ小さなことであっても良い方向に変えていけば必ず大きなことになるはずだ。
今日もまた何かを変えた。昨日とは違う今日の僕がいる。明日になればまた違う今日の僕になるだろう。毎日少しずつでも変わっていくことができればきっと未来は明るくなるはずさ! 君たち若者には無限の可能性が広がっている。
夢を追いかけようぜ!! 僕の夢は宇宙飛行士になることだ。子供のころからの夢なんだ。だけど今の日本じゃ難しいかもしれない。
だから今のうちに勉強して英語とか話せるようになっておこうと思ってるよ。
あとはスポーツかな。身体を動かしているときが一番楽しい。
もちろんサッカーも好きだぞ。でも今は野球の方が好きかもね。
理由は簡単だよ。
甲子園に連れて行ってもらったことがある