あれから彼女は泣き出してしまったので私とウパさんはオロオロしていた。
「…どーします?」
「いやぁ…ね?」
話していると泣き止んだようで
「それで…付き合ってるんですか?」
などとほざいている。
「いやなわけないですよ。無理、仲間としてはいいけど恋人は無理」
「うわっ悲し〜うっうっうって冗談はさておき俺も同意見」
こいつ…
すると彼女はニコニコ笑って
「なーんだ!焦って損した〜」
と明るく笑い始めてしまった。情緒不安定、これが今1番彼女に合っていた。
「お〜い!師匠!」
後ろからレイラーさん達が走ってきた。目の前の子は目をぱちぱちしてウパさんの袖の裾を引っ張って
「あの中に彼女いる?ていうか恋人いる?」
と聞いていた。
「いない!!両方いないしなんか失礼!!」
どうしてそこまで恋人を追求するのか私にはわからなかった。ウパさんもわからないような雰囲気だったのでそういうことが気になるお年頃で思考を落ち着かせた。
「この子が火の元ですか?」
「そうだけど」
今度は不貞腐れたようにいう。そして急に雰囲気が大人びる。
「えーと、ほむら祭り?」
「なわけあるか!」
ヒナちゃん…
「ねえ哀れみの目で見ないで!!」
「まあまあまあまあ、というかあなた達誰ですか?私はLatteです」
「素晴らしいめめんともりです、長いのでめめ様と呼んでください」
「レイラーです」
「みぞれもんなんだもん、ずんだもん口調じゃなくても喋れるんだもん」
「えっそれ初耳!!ヒナだよ〜」
「こいつの兄のルカです」
「iemonです」
「うp「ああ、貴方は別にいいです」なにこいつ!!」
Latteさんがなぜかウパさんの言葉を遮った。さっきからウパさんに関連するところの様子がおかしい。
「家も焼き払っていて入れないし…初!ウパパロン野宿!」
「ああそれなら」
iemonさんが気で家を作っていた。
なぜ加工済みの木も生成できる…
「ナイス〜1件2人で」
「あっじゃあルカにぃとがいい」
「おk」
「じゃあ私、Latteさんとがいいです」
「えっとめめさん、でしたっけ?よろしくお願いします」
意外と律儀…
「じゃあ男同士の方がいいよな、行くぞウパパロン」
「うぱあ」
「みぞれもん、よろしくね」
「よろしくなんだもん」
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