うたい
僕がべるさんの家で見つけたのはべるさんの死体だった。
首を吊ったようなのでむしろ綺麗な状態まであった。元々細身だった体が、より細くなったいることから相当精神がやられていたことが容易くわかる
近くになられべられてるのはさもさんとの思い出やトーク履歴
最期ぐらいさもさんの彼女と誤認したままあの世へ行こうとしたのだろうか、、、
「べるさんは、、、」
「やり直したい?間違えたと思うこと」
きっといつもの少し傲慢な彼女ならこういうだろう
やり直したい______
僕が叶えてあげる。
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べる
目が覚めると白い空間にいた。
やっぱ首吊りはリスクが高かったか、、、
「べーるさん」
「う、うたいさん?」
「あの日から、、、やり直したい?」
意味がわからなかった
「待ってここは、、、?どこ?」
「そうだなぁ、、、本来僕がいるべき場所」
どういうこと、、、?
「じゃあ病院じゃないってこと?」
「うん」
「それで?やり直したい?奪われたもの取り返したい?復讐?」
現実味は、、、
ない
でもうたいさんにならかけてみてもいいのではないだろうか
彼女は、、、
私にとって今最大の味方だから。
「取り戻したい、、、!このまま終わるのなんて、、、嫌だ、、、!」
「そういうと思ってた」
「それじゃあ今までの記憶を委託したままあの日までべるさんを戻してあげる」
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