僕は昨日の夜に、資料をみていた…もちろん異変解決もあるが、僕達はファデゥイにも入っていて、ファデゥイの仕事もあるんだ…忙しいし、疲れがあったのか…眠くなっていた、意識が失いそうになって、眠くなると同時に、、何かの影が見えた…きっと何か人か何かが立っていたんだ…でも僕は意識を失ってしまった…
(ねぇ、それっておかしくないか?)
と、公子は言う
(……どうして?)
(君は今まで仕事で忙しくても…怪我してても、眠たくなることはなかった…俺が注意して、無理やり休暇を取らせたぐらいだ、それなのに、)
(……僕でも疲れるんだけど?)
(違う、君がそもそも急に眠る訳がないんだよ、薬でも…)
(僕をそんな風に思ってたの…でも残念だね、薬は効かないよ…)
(そう、でもさ、こんなに眠くなるなんて、疲れてるんだね…もう少し休んだら?)
(良い…正直言ってもう眠くない、それより、その謎の影が気になる…)
(そうだな、その札だったんじゃないの?)
(君が珍しく、ありえる…か…)
(僕の事なんだと思ってるの!?)
(えーと、面倒、使えない、ゴミ、脳筋)
(酷い…てか、傷つく)
(勝手にしなよ…)
急に後ろから物音がした
(あ、子供だ)
子供は言う
(ねぇ、どう?カラスの謎も解けそう?)
(お前、封印札か)
(ふふ、速くしないと大勢の人が死んじゃうよ?良いの?)
(お前、最低だな、)
(そもそも、人間が封印解いたんでしょ、人が悪いよ)
子供は散兵に近づき言う
(ふふ、裏切られ傷をおった君は、裏切られ憎しみを抱いている彼らを拒否できる?君も同じ気持ちなのに…)
(っ、うるさい、)
(君は裏切られた憎しみで埋め尽くされている、そんな奴が大好物なんだ)
(……)
(散兵をこれ以上傷つけないでくれるかな、)
公子が子供を睨みながら、殺気をだしている
(ふふふ、誰にだって過去はあるもの、もう…怖いな…そんなに殺気を出さないでよ)
子供は猫に変わり、散兵の足にすりすりしている
(散兵好きだよ、君は違う意味では純粋なんだ、ただ愛されたかっただけに過ぎない)
(……うるさい、僕は、ファデゥイとして生きているんだ、過去で傷つけられると思うなよ)
(君はいつもそう、強いですよ感をだして、部下を心配させないようにしている、その煽りも、言葉も、態度も、ね…)
(……どうだろ、僕はちゃんとファデゥイが嫌いだよ、)
(ふふ、とにかく、急いだ方が良いよ、僕は封印の札なんだ、範囲を速める方法も知ってるんだ)
(ッ,お前!)
(ふふ、危ない危ない)
猫になった封印の札は、そのまま鳥になり、逃げてしまった…
(あいつ、喧嘩打ってるのか?)
(まぁまぁ、落ち着きなよ散兵…せっかく良い夜なんだ)
(あ~、確かにもうそんな時間か)
(ほら、星が見える、話さない?)
(良いよ…気分転換になるだろうし…)
(ありがとう、君は寂しいの?)
(別に、 )
(あの猫の見方をするわけではないけど、俺も思うんだ、君はいつも弱ってるところを見せてない…見せてほしいな…)
(うるさい、君には関係ない)
(あるよ、俺は君と同じ組織なんだ、何があったの?)
(何も…ない…触れ、ないで、その話題)
(声、震えてるよ…)
公子は散兵を優しく抱き締め、優しく頭を撫でている
(ッ,うる、さい、黙ってよ、こんなの、、こんなの”)
(ほら、抱き締めただけなのに…泣いてるよ、限界なんだよ、ね?)
(……離れろ)
(でも、君の手は俺の服を掴んでるけど…矛盾してないかな?)
(うるさい、もう信じたくないんだよ、)
(お願い、俺は絶対裏切らないからさ…ね?)
(そんなの、何回も言ってる奴はいたよ!)
(落ち着いて、大丈夫だから、お願い、散兵)
(………)
(どうか、話して?過去は言わなくても良い、せめて、君の感情と、君の素直な気持ちを押し殺さないでほしいんだ)
(僕は…親に捨てられた…)
(そっか…酷いね)
(僕の母は神なんだ、雷神…バアルゼブル)
(それって、あの来電将軍?)
(そう、僕は力が足りなくて…捨てられた、その後、それを素直に受け止めようと頑張り、人々と一緒に暮らした、雷神も来てくれると信じて)
(……)
(でも、結局彼女は来なかった、そして事件が起きて、家族と思ってた人に裏切られた 、罪から恐れて逃げたんだってさ)
(……それは… )
(二度目さ、これで…そして最後は、僕と同じく名前がない者…子供と会ったんだ…期待してたのに…彼は灰の中に心があると言ったのに、何もなかったどころか、彼は簡単に死んだ…)
(でも、、まさか、病気?)
(あぁ、そうだ、僕も少し気づいてた、でも、信じたくなかったんだ…)
(散兵…)
(はは、結局、人は信用できなくて、神は憎しみを与えるから、だからその日に誓ったんだ、もう人も神も、誰も信用したくないんだって、なのに君は、僕の心を揺さぶる、これじゃあ、また信じちゃうだろ)
(安心して、信じて、俺は君とずっと一緒だから、ね?)
(子供も言ってた…信用できないよ)
(お願い、ね?)
(……なら、約束して…僕のこと、一人にしないって、僕が死ぬまで一緒にいるんだって)
(当たり前だよ! )
(ふふ、そう、ありがと、)
(散兵って素直に笑うと可愛いよね)
(変なこと言わないでよ、ほら、カラスについて話し合おう)
(ローナも起こすか!)
(うん、)
コメント
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うん、ごめん、漢字間違えてる… 雷電将軍を、来電将軍って打ってる……