コメント
4件
ごめんなさい。先に言っておきます。 この作品ガチ好きです。見たことあるんですけど、これをSnowManで書くってことが好きです。大変だと思うんですけど全部読みたいです。わがままですが4で笑 いつも作品楽しみにします!続き待ってますね♪
4♥全部見たいです!実は…私の作品もそろそろ終盤なので悩んでます。是非ご意見教えてください🙏
地雷さんは回れ右お願いします(* .ˬ.)
前回の続きからです(* .ˬ.)
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あべちゃん「自分に何も残っていないことに」
ふっか「、、、」
あべちゃん「あっ、、ごめんなさい」
あべちゃん「こんな暗い話」
落ち込む彼の姿を見て、俺は仕事が辛くて逃げ出したくなった時に支えてくれる人達の顔を思い浮かべた
ふっか「阿部さんはさお母さんのことが大好きだったんだね、わら」
あべちゃん「えっ?」
阿部さんが驚いた表情で僕を見つめる
ふっか「好きじゃなかったらそんな頑張れないって❗️わら」
ふっか「阿部さんは好きな事を一生懸命やってきたんだよそれはちゃんと残ってると思う」
あべちゃん「そっか、、」
あべちゃん「そうかもしれないです、」
過ぎた時間は戻っては来ないから今までの事が全て無駄だったなんて彼に思って欲しくない
俺がなべに出会って変わったように
自分の言葉が阿部さんの考え方を変えるきっかけになればいいと思った
ふっか「だからさ新しく好きな事が見つかればきっとまた頑張れるんだと思うよ、わら」
俺の言葉を聞いた彼の表紙が少しだけ和らいだ気がした
あべちゃん「不思議です」
あべちゃん「深澤さんに言われると頑張れる気がする」
ふっか「そっか、わら」
ふっか「ああ、後は素直に嬉しかったかな、わら」
あべちゃん「嬉しい、ですか?」
ふっか「うん」
ふっか「阿部さんの事が知れて」
ふっか「相手のことを知るとさその人の人生も自分の1部になったみたいでさ、わら」
ふっか「一緒に生きてるって感じがするっていうか、わら」
ふっか「彼は、、」
ふっか「なべは自分のことあまり話してくれなかったからさ、わら」
あべちゃん「ふぅーん」
あべちゃん「俺を部屋に入れておいて別の男の子との昔話をするなんて」
あべちゃん「最低ですね」
ふっか「うっ、、」
確かに言われてみれば結構失礼かもしれない
あべちゃん「あはは冗談ですよ笑」
あべちゃん「ありがとうございます」
あべちゃん「お話聞いてくれて」
阿部さんと出会い就活のアドバイスをするようになってから2ヶ月が過ぎようとしていた
俺は彼に呼び出され駅近くの通りを1人歩いていた
阿部さんは先日小さな会社の事務職の内定を貰ったらしい
けれど自分の本当にやりたい事なのか、このまま就職しても良いのか、まだ決めかねているようだ
俺は彼の力になれている事が素直に嬉しかった
ふっか「(きっとこの気持ちなんだろうな、)」
阿部さんと一緒にいると働き始めたころの自分に戻れた気がしてそれが俺には少し心地よかった
あべちゃん「深澤さーん!こっちですよ!」
阿部さんが手を振りながら近づいてくる
その姿は初めて会った時とはまるで別人で
ふっか「(ずいぶんと信用されたんだな、わら)」
俺らは二人並んで歩き始める
ふっか「就活は順調なの?わら」
あべちゃん「はい、深澤さんのおかげで」
ふっか「俺は何もしてないよわら」
あべちゃん「そんな事ないです」
あべちゃん「前にもお話しましたけど俺就職の事を相談出来る相手が周りにいなくてだから本当に助かってるんですよ?」
ふっか「そっか、わら」
あべちゃん「はい」
あべちゃん「、、、」
彼が突然呼び出した理由を俺はなかなか聞き出せずにいた
話を聞いてしまったら何かが大きく変わってしまう気がしたから
それが自分の知りたかった事かもしれないのに
不思議と自ら話を切り出そうという気にはなれなかった
人混みの少ない路地に入ったところで阿部さんが小さく身震いをしていた
あべちゃん「少し寒くなってきましたね」
ふっか「そうだねわら」
彼は手に持っていたコートを羽織ると俺の方を向く
そしてそのまま
俺の胸へ飛び込んできた
ふっか「えっ、、❓」
人肌の暖かさが全身を駆け巡る
あべちゃん「、、、」
彼は黙ったまま俺の胸に顔を埋めていた
どれくらいそうしていたのだろう
しばらくの沈黙の後に
阿部さんがゆっくり口を開いた
あべちゃん「深澤さんに伝えなきゃいけないことがあります」
あべちゃん「俺、」
あべちゃん「大学2年生の冬から4年間休学していたんです」
ふっか「それって」
あべちゃん「はい、母が亡くなってすぐに」
あべちゃん「休学届を出していたみたいなんですけど身に覚えがなくて」
ふっか「覚えがないってどうゆうこと❓わら」
あべちゃん「母が亡くなってから4年間の自分の行動が思い出せないんです」
あべちゃん「何を考えて、どこで過ごしていたのか」
あべちゃん「俺には当時の記憶が一切ないんです」
ふっか「記憶喪失ってこと❓」
あべちゃん「はい」
あべちゃん「原因は母を亡くした事へのショックからだと思います」
記憶の無い空白の4年間
その時間が意味するのは
あべちゃん「母は俺の全てでした」
あべちゃん「その母が居なくなってしまって、俺の心は壊れてしまったんだと思います」
あべちゃん「食事も全然喉を通らなくなってしまって」
あべちゃん「俺の意識はそこで完全に途絶えてしまいました」
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皆さんいつも「キミのニセモノに恋をする」を読んでいただきありがとうございます🙇♀️
最終回が近ずいて来たのですが、ノーマルエンド、トゥルーエンド、バットエンド、の3種類が頭の中にあるのですが、皆さんはどれがいいですかね
ノーマルエンドが見たい方は1を
トゥルーエンドが見たい方は2を
バットエンドが見たい方は3を
全部見たい方は4を
コメントに書いて下さると助かります