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『遅刻少女と危険なクラス』
「やばいやばいやばい!!初日から遅刻とか無理ぃぃぃ!!」
天宮いちか、全力疾走中。
手にはスクールバッグ、口にはトースト。
(なんで今日に限って寝坊するん私!?)
角を曲がった瞬間——
「っ、危な…」
ドンッ!!
「ほんとに危なっかしいね、君」
ぐっと腕を引かれる。
目の前には、金髪の男子。
📱「ケガしてない?」
にこっと笑うその人——
シャルナーク📱
「す、すみません!!」
📱「転校生でしょ?」
「な、なんで…」
📱「勘」
軽くウインク。
📱「俺、シャルナーク。よろしくね」
(なにこの人…距離近い…)
「天宮いちかです!じゃあ!」
逃げるようにその場を離れる。
背中越しに——
📱「ふーん…天宮、ね」
教室。
「今日からこのクラスに来た天宮いちかだ」
視線が一気に集まる。
「よろしくお願いします…!」
ざわざわ。
「席は……あそこだな」
指差された先——
(……うそやろ)
📱シャルナークの隣。
📱「また会ったね」
「……はい」
📱「人気出そうだね、君」
「え?」
📱「もう見られてる」
周りを見ると男子の視線がすごい。
📱「大丈夫」
少し身を乗り出してくる。
📱「俺が守ってあげるから」
「な、なんで…」
📱「気に入ったから」
ドキッ。
休み時間。
案の定、人だかり。
「連絡先教えて!」
「彼氏いる!?」
(無理無理無理!!)
その時——
📱「はいストップ」
「この子困ってるでしょ」
また助けてくれる。
📱「ちょっと借りるね」
腕を引かれて、そのまま廊下へ。
人気のない廊下。
「助かりました…」
📱「いいよ別に」
でも、手を離さない。
「……あの、手」
📱「なんで離すの?」
え。
📱「他の奴らに囲まれてたの、ちょっと嫌だったし」
「それって…」
📱「まだ分かんない?」
距離、近づく。
📱「俺、独占欲強いんだよね」
ドン、と壁に手をつかれる。
📱「だからさ」
耳元で——
📱「簡単に他の男に近づかないで」
(なにこの人…)
その時。
📕「……何をしている」
低い声。
振り向くと——
黒髪の男子。
📕クロロ
その後ろには
🌂フェイタン
👊フィンクス
🪡マチ
🔫パクノダ
💧シズク
(なにこの圧…!?)
📱「別に、転校生と話してただけ」
📕「……そうか」
クロロ📕の視線がこちらに向く。
ゾクッとする。
📱「ね、天宮」
耳元で囁かれる。
📱「これからもっと面白くなるよ」
にやっと笑う。
(……絶対、普通の学校じゃない)
天宮いちかの転校生活は——
まだ、始まったばかり。
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