テラーノベル
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#### 第2話「距離バグってません?」
キーンコーンカーンコーン——
「はぁ……」
チャイムが鳴った瞬間、机に突っ伏す。
(情報量多すぎて無理……)
転校初日でこれって、今後どうなんの。
📱「もうバテてるの?」
横からひょこっと顔を覗かせてくる。
シャルナーク📱。
「誰のせいやと思ってるんですか…」
📱「え、俺?」
悪びれる様子ゼロ。
📱「でもさ、人気者って大変だね」
ニヤニヤしてる。
「ほんまにやめてください…視線怖いんですけど」
そう言った瞬間、
ガタッ
誰かが椅子を引く音。
📕「騒がしいな」
低い声。
(……きた)
📕クロロが、すぐ後ろの席に座っている。
(圧がすごい……)
📱「あ、クロロ。珍しく来てるね」
📕「必要だから来ているだけだ」
淡々とした声。
でも——
📕「……天宮、だったか」
名前呼ばれた。
「は、はい…!」
📕「面白い存在だな」
え?
📱「でしょ?俺もそう思った」
なんで2人で共有してんの!?
休み時間。
「天宮さん、一緒にお昼食べよ!」
「いや俺らとだろ!」
また囲まれる。
(だから無理やって!!)
その時——
📱「ごめん、この子今日は俺とだから」
え?
空気、一瞬で止まる。
「え、シャルナークくんと!?」
📱「うん、そう」
当たり前みたいに言うな!!!
そのまま、また腕を引かれる。
屋上。
「え、ここって…」
📱「静かでしょ?」
ドアを閉める音。
風が気持ちいい。
「なんで私なんですか…?」
📱「んー」
少し考えるふりして、
📱「気に入ったから」
やっぱそれ!?
「軽すぎません!?」
📱「そう見える?」
一歩、近づく。
📱「じゃあさ」
ぐっと距離が縮まる。
📱「軽くないって、証明しよっか?」
「え…」
逃げようとした瞬間——
手首を掴まれる。
📱「逃げるの禁止」
ドキッ。
📱「俺さ、さっきからずっと我慢してるんだけど」
「な、なにを…」
📱「君に触れるの」
(は????)
📱「無防備すぎて、普通に危ないよ」
顔、近い。
近い近い近い!!
📱「ねぇ」
耳元で、
📱「他の男にもこんな顔見せてるの?」
「見せてないです!!」
📱「ほんとに?」
じっと見られる。
無理、心臓もたん。
ガチャ
「……何してる」
またこの声。
📕クロロ。
(タイミング良すぎやろ!!)
📕「随分と楽しそうだな」
📱「見ての通りだよ」
余裕のシャル。
📕「手を離せ」
一言。
空気、ピリつく。
📱「やだって言ったら?」
笑ってるのに、目が笑ってない。
📕「……なら、俺が引き離すだけだ」
(え、なにこれ怖い)
完全にバチバチ。
「ちょ、ちょっと…!」
その時——
🌂「うるさいね」
いつの間にかドアのところに立ってる。
🌂フェイタン。
🌂「騒ぎすぎ。迷惑」
👊「お前らほんま仲悪いな〜」
後ろからフィンクス👊も登場。
💧「お昼食べるの忘れてた」
シズク💧がマイペースに言う。
🪡「あんたたち、ここで何してんの」
マチ🪡がため息。
🔫「ふふ、面白いことになってるわね」
パクノダ🔫まで。
(全員集合なんですけど!?!?)
📱「ほら見てよ」
シャルナークが私の肩に手を回す。
📱「この子、ほんと面白いでしょ?」
📕「……ああ」
クロロが静かに近づく。
📕「だからこそ——」
一瞬、視線が絡む。
📕「簡単に渡す気はない」
(え?)
📱「奇遇だね」
シャルが笑う。
📱「俺も同じこと思ってた」
(え????)
屋上に吹く風。
その中で——
完全に巻き込まれてる私。
(転校先、間違えたかもしれん……)
でも。
少しだけ。
(……ちょっとだけ、ドキドキしてる)
そんな自分が、一番やばい。
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