なんかの短編集

お伽のハナシ

昔むかし、が続いてって

「また、転生か（始まりか）」

「俺の生まれた世界は？（現実）」

生まれた世界　言われてもわっかんねー

命ってフシギ

「なんでこれでｯ生きｯてんだ」

夢が広がって　飛んでっちゃって

「こんなのも使えるんすね」

ぼくらのミライ　ワクワクとまんないね

「ワイらが世界救いますかぁ」

少しは背が伸びたかな

『ちょっとはデカくなったか？』

空に浮かぶ雲をさわってみたいから

足が速くなりたいな

【俺がやるんや！】

水の上を走って　クジラに乗っかって

願うことは簡単で

いつかそれだってきっと

《みなさんもう忘れてしまったんですか？》

忘れてしまう

叶うことなんかなくて

「こんなゲームに」

〔囚われたってええやろｯ!!!!!!!!〕

ただのゲームだったって分かったとしても

語るならば恥捨てて

『俺は、どうすれば良かったんや』

考え悩むのも無駄じゃない

{僕もあんな風になれたらいいのに}

諦めよぎっても無理はない　それでも

“俺/ワイ/ボクらがやって見せる!!!!”

塞ぐ火も土も振り払え

とかく世界はままならず

君を止めるものはない

【お前が行け】

夜の星が三つ

祈れよこの胸に

《まだ終わらせないし、終わらない》

夢の続きをもっと探そうか

途方もなく広い

この宇宙ごと知り尽くせ

{全部知り尽くす!}

朝の花が咲く

根を張れ凛として

〔俺ってこんなちっぽけなんやな笑〕

弱い心だなんて捨てようか

 大人になればわかるさ

それが嘘だってこと

【大人とは何なのか】

気が付けなくて

難しくて投げ出した僕に

過ぎゆく時がフッと襲い掛かるんだ

間違えだらけの問いに

答え合わせだなんて

[結局こうなるんよ]

あんまりじゃないか

恥ずかしくて悔しい背中が

〔かっこいぃ…〕

他のだれかよりも大きく見えた

語るならば恥捨てて

考え悩むのも無駄じゃない

諦めよぎっても無理はない　それでも

塞ぐ火も土も振り払え

とかく世界はままならず

君を止めるものはない

夜の星が三つ

祈れよこの胸に

「俺らだってできることを示そうぜ」

夢の続きをもっと探そうか

途方もなく広い

この宇宙ごと知り尽くせ

朝の花が咲く

根を張れ凛として

『みんなのおかげやわ』

弱い心だなんて捨てようか

御伽のハナシ

むかし、むかし、が続いてって

生まれた世界　少しだけ知ってんよ

命ってフシギ

夢が広がって飛んでくまえに

〔○○の主役は〕“我々だ！”

ぼくらのミライ　この手でつかみ取って