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4話の続?き ??????
愛重め。BADEND注意
再教育(リプログラム)の檻を見てからで
崩壊のノイズ(エラーコード:Love)
白い部屋の真ん中、目黒の足元で佐久間はガタガタと小刻みに震えていた。
目黒は無慈悲にも、さらなる「上書き」を試みる。
目黒(Dom)「佐久間くん、まだ少しだけ意志が残ってるね。……じゃあ、一気に壊してあげる。【Command:Loop my voice in your head】(俺の声を頭の中で反芻しろ)」
佐久間(Sub)「あ……っ、蓮の声、いっぱい……。あたま、割れる……っ!」
目黒(Dom)「いいよ。もっと詰め込んで。【Command:Deny your own existence】(自分の存在を否定しろ)」
佐久間(Sub)「俺……いない……。俺は、蓮の……影……。……あ、れ? ……れん、れん、れん……」
佐久間の言葉が、同じ音を繰り返す壊れたレコードのようになる。
Domの強すぎる命令の衝突(コンフリクト)に、Subの精神が悲鳴を上げていた。
目黒(Dom)「ふふ、バグり始めたね。……仕上げだよ。【Command:Lose all meaning except my love】(俺の愛以外のすべての意味を失え)」
その瞬間、佐久間の瞳から焦点が完全に消えた。
視界が砂嵐のようにノイズ走り、思考回路が焼き切れるような感覚。
佐久間(Sub)「……あ、……ぅ……。……れん……? ……だい……だいす……。…………エラー……」
佐久間は口を半開きにし、よだれが垂れるのも構わずに虚空を見つめた。
自分の名前さえ、愛しているという言葉さえ、意味をなさなくなる。ただ「蓮」という概念だけが、脳内を高速で埋め尽くしていく。
目黒(Dom)「……佐久間くん? 【Command:Show me your broken smile】(壊れた笑顔を見せて)」
佐久間(Sub)「……へへっ、……れん……。……あはは……っ。……れん、れん、れん……。……すき、……こわして、……もっと……」
涙を流しながら、けれど口角だけが不自然に吊り上がった「バグった笑顔」。
もはや人間としての形を保てず、目黒の命令に従うだけの「生きた人形」へと成り果てた。
目黒(Dom)「……最高。……もう、元には戻れないね」
目黒は、完全に壊れて「蓮」という音しか発せなくなった佐久間を、愛おしそうに強く、強く抱きしめた。