注意⚠
中太
現パロ
太宰さん受け
誤字脱字多め
口調迷子かもしれない…
地雷さん、苦手な人は回れ右!
彼奴と俺が初めて出会ったのは去年のこと、今日でちょうど1年記念だ、別に記念日にしようと言われたわけじゃねぇけど、俺にとっては大切で忘れることのできない日だ、何故なら太宰は俺が新しい学校での初めての友達でそして俺の――――――――――――――――
先「転校生が今日、このクラスに来ます!」
廊下からそう言った先生の声が聞こえた、転校してきたこの学校、正直前の学校が恋しいが新しい学校で新しく始まる生活に胸が高鳴っていた
廊下からは何を言っているか聞こえなかったが教室の中が騒がしくなったのがわかった
先「入ってきていいですよ〜」
そう言われ教室の中に入る
ガラララ
?「…」
いろんな奴がいる、その中でも俺が目を離せなかったのは本を読んでいて頭に包帯を巻いている奴だった、変なやつだと思ったが俺はそいつから目が離せなかった
先「自己紹介お願いします」
先生にそう言われ、一歩前に出て自分の名前を言う
中「中原中也です、よろしくお願いします」
他にもっと行ったほうが良いのかとも思ったが、何も思いつかなかったからとりあえず名前だけ言っといた
モ「かっこいい!」
モ「よろしくー」
そんな声が教室の中を騒がしくしていった、みんな俺に注目している中1人だけ俺のことを見ていない奴がいた、頭に包帯を巻いている変なやつだ、さっきから本を読む手を止めていない…そんなに本がすきか?
先「じゃあ、中原くんはあそこのあいてる席ね」
中「はい」
まさかの包帯野郎の隣の席だった
席に向かって座ろうとしたら少し睨まれた、初対面のやつを睨むか?普通?とことん変なやつなんだと思った、…だけどよく見ると整った顔をしていて、正直綺麗だと思った、包帯で隠れてしまっているのがもったいない、と
中「よろしくな…えっと俺なんかしたか?」
とりあえず話しかけてみることにした、まずは隣の奴と仲良くなろうと思ったから、…睨まれたけどな
太「……別に…」
ぶっきらぼうに返事をされた、少し苛ついた
俺と話す気がないみたいだ、そっちがその気なら嫌と言うほど喋りかけてやる
中「なあ、何読んでんだよ?さっきからずっと読んでるだろ?」
あまり興味はないけれど、他に話す話題がなかったから仕方なく聞いた
太「…君に教える理由がない」
…とことんムカつくやつだ、顔は整ってるくせに
中「…ある」
ちょっと強気になってしまってそんな事を言ってしまった
太「は?」
中「隣のやつが話もせずに本ばっかり読んで…つまんねぇんだよ何読んでるかぐらい教えろや」
別に教えるくらいいいだろう、それにこっちはなんとしてでも手前と会話をつなげてやるからな
太「意味わかんない…」
中「いいから教えろ」
興味はないが
太「…完全自殺読本…」
中「かんぜんじさつ…はぁ?自殺?」
自殺?此奴どんな本読んでんだよ、マジで変な奴だな、…顔は整ってるが
太「教えたからもう良いでしょ、話しかけてこないで…」
そうはいかねぇ、手前のその態度を叩き直してやる
中「なあその本面白いのか?」
太「…さあね、人それぞれの好みによるんじゃない?」
そりゃそうだ、俺は全く面白そうだとも思わないし興味もわかないしな、…というかそんな本を読んでる奴なんて初めて見たわ、とそんなことより今聞いてるのは…
中「手前はどうなんだよ?」
そうお前のことだ、他の誰でもなくお前に聞いている
太「…まあ、おもしろいけど…」
面白くなかったらそんな本読まねぇだろうしな…というか小2が読むような本じゃねえよ
中「まあ、面白くなかったら読んでねぇよな…じゃあ俺が手前に話しかけてるときはその本読むのやめろよ」
そもそも礼儀というものがある
太「…は?」
なんでこんな奴に指し図されなきゃいけないのとでも思ってるんだろうな、だが人が話しかけてるときに本を読むなんて無礼にも程があると思うぞ
太「なんで?」
中「友達が本ばっかり読んでたら楽しくねぇだろ、せっかく転校してきたのに初日から最悪だろ」
思わず友達と言ってしまったが問題ないだろう、これからなる予定だし
太「は?」
太「友達…?」
中「嗚呼、少なくとも俺はそのつもりだ、…手前はどうなんだよ?」
太「わからない…でも、」
太「でも…もし、友達になってくれるのなら…なり、たい…」
…先に言っておくが俺はかわいいなんて思っないからな、さっきまで無表情で睨んできたやつが少し頬を赤く染めたからって思ってないからな
中「んじゃあ決まりだな、俺とお前は今日から友達だからな!」
そう言って笑顔を見せる
太「うん…!」
俺につられて笑った此奴を見て、さっきからかわいいなんて思ってしまってるのはきっと気の所為だ、多分
中「そういや手前、名前なんて言うんだ?」
一番最初に聞くべきだったが順番を間違えたな
太「あぁ…」
太「太宰、太宰治だよ」
太宰治…
中「太宰…そうか!太宰、な!」
太「…君は?」
…此奴聞いてなかったのか?たしかに俺が自己紹介をしてるときもずっと本を読んでいたけど、それにしてもひどすぎやしねぇか?人の話を聞いてないなんて
中「…俺、教室はいったときに自己紹介したんだけど…聞いてなかったのか?」
太「…うるさい」
これは聞いてなかったな…
中「ちゃんと聞けよな…俺は中原中也だ」
太「うん、よろしくね…中原くん?」
別に中原でも中也でもどちらでも呼ばれてきたからなんとも思わないと思ったら、太宰に名字呼びをされると距離を感じてしまう
中「中也でいいぞ!」
太「じゃあ…中也…よろしくね、中也」
距離がぎゅっと縮んだ感じがした
中「よろしくな、太宰!」
俺がそう言うと太宰は少し照れくさそうに笑った、この学校に来てからの初めての友達、そんな友達しかも男にこんな感情を抱くのはおかしいかもしれないが、気づいてしまったものはしょうがない
太宰、手前は俺が学校に来てからの初めての友達でそして俺の――――
コメント
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好きすぎて発狂しまくりましたありがとうございます!! 両方初恋なんですね!!最高!!( ´ཫ` )