テラーノベル
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ー??年前ーー
日本「最近片目が辛いんです…………。」
アメリカ「!?!?大丈夫か!?!?おい!!!!俺の日本の目に変なことした奴誰だ!!!!!!!」
日本「あ、いや…………何もされてないです………」
苦笑しながらアメリカさんの心配性に対応する。
これが、今となってはかけがえのない、戻らない幸せだったんです。
でも、これが終わりのはじまりでもありました。
日本「!?!?!?っ………め、目がッッッ………!!!!!」
次の日。目が真っ赤で、血が出ていました。
日本「うぅううぅう…………」
泣きたくても泣けない。
苦しい………。
息がつらくなってきた。
意識が…………。
「〜〜〜!!!!」
「〜〜!!!!〜〜〜〜!!!!!!」
大日本帝国「離せ鬼畜米帝!!!!!!我はやっと自由の身を手に入れて_____!!!」
アメリカ「俺はお前が嫌いだ!!!!今すぐ失せろクソが!!!!!」
イギリス「…………」
フランス「アメリカッッッ!!!!!!!」
鈍くて大きい音。
気持ちが悪い音だ。
片目のせいで大日本帝国になってしまったらしい。まだそんな心があったとは。
私は片目を包帯で隠した。
フランスさんがアメリカさんを庇って死んでしまった。
大日本帝国から日本に戻り、しばらく経った後、
私は裁判にかけられた。
下された罰は知らない。
アメリカさんや、中国さんしか知らない。
にゃぽんは聞いてしまっていたので、知っていたようです。
でも、私はその罰の内容、知ってます。
きっと、私に一生のトラウマを植え付けてまでも、罪を償わせたかったんですね。
だけど、庇ってくれたんですね。中国さんは。
アメリカさんのことが嫌いで、何よりも私のことを気にしてくれたから。
だからにゃぽんは腕や足を売ってまでも賠償金払ってくれてたんですね。
薬をやらないとおかしくなってしまうほど、 精神的にもきつかったのに。
入院費も…………
アメリカさんは、きっと…………
私のこと、
ずーーーっと。ずーーーっと。
大好きだったんですよね。
でも、私がきっとこうなっちゃったから。
母親を、殺してしまったから。
暴力振るうようになっちゃったんですね。
みんな、
ごめんなさい。
目が覚めた。喉が痛い。
目の前がぼやけていて、よく見えない。
やっとぼやけがおさまった、と思い目の前をしっかりと見てみる。
夏の綺麗な青空の下にある、道が見えた。私はそこに立っている。
そこにあった景色は………。
あの頃の、アメリカさんと私でした。
なぜか、無意識に私の体は動いたのだった。
次回最終 回になります〜
個人的に癖に刺さったもの書けたのでよかったです!!!!!
ありがとうございました!コメントしてくださった方々、本当に嬉しかったです!!!!
みてくれた方々もありがとうございました!!!
それでは次回もよろしくお願いします!
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