【sho side】
kn「シャオロン!!来たんや〜」
食堂に行くと、シッマが近づいてくる。
大先生にはあんな接し方なのに、俺になったら態度変えるとかきしょすぎる。
sho「なんや…」
シッマは俺の肩に腕を置いて、絡んでくる。
kn「なんやちゃうねん!お前、無能と一緒におって嫌じゃないん?っていうかお前、無能に落とされたのによう一緒におれるよな!」
sho「っ…!!!だから!!大先生はそんな事しとらんて言うとるやろ!」
「それに!大先生は無能なんかじゃない!!」
俺がそう言った瞬間、シッマの目が変わった。
kn「は?お前、何言うとん?」
「あいつの肩持つん?何で?」
コネシマがそう言ってる時、周りからも視線を感じた。
周りを見ると、皆が俺を見てた。
エミさんは大先生の部屋へ持っていくご飯を持って俺を見ている。
sho「だって!大先生がそんな事した証拠なんてないやん!何でそんなに信じれるん!?」
kn「んなもん決まっとるやん、あいつが無能やからやで」
「分かっとるか?報告してくれたんは一般兵の中でも優秀な奴や。あいつとは違ってな」
コネシマは真顔で俺に対して言う。
sho「お前…!」
em「シャオロンさん!もういいです…話が通じません」
エミさんがそう言うと同時に俺はエミさんの方へ行く。
…本当に、何でこんな事になってしまったんだろうな。
コンコンッ
em「大先生?入りますよ?」
エミさんがそう言って扉をノックするが、大先生からの返事がくる気配はない。
ガチャッ
不安になって開ける。
そこにはベッドでうつ伏せになって、すやすやと寝ている大先生がいた。
sho「っ…びっくりしたぁ…」
「…大先生?ご飯持ってきたで…」
でも、相当深い眠りに入っているのか、大先生が起きる気配もない。
em「…涙のあと」
sho「え…」
エミさんに言われて、ちゃんと顔を確認すると、少し目元がはれていた。
sho「っ…..ごめんな…守れんくて」ポロ
「…こんな俺でっ…..ごめ…..」ポロポロ
思わず泣き出してしまった俺の背中をエミさんがさすってくれる。
em「…助けましょう、絶対に」
「あの人たちに負けるわけには行きません」
エミさんの顔は悲しそうな苦しそうな…でも怒りがあるような顔をしていた。
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【rbr side】
さっきまで、シャオロンとコネシマが言い合いをしていた。
俺はもちろん、あいつが悪いって思ってるし、なんでシャオロンがあいつの味方をするのか分からない。
…でも、何故だろう。
あいつの事を考えると、こんなに頭と…..胸が痛くなるのは…
…うっすらと覚えているこの記憶が…..こんなにも苦しいのは
コメント
1件
今回も最高です! sha良く言った!!! rbr…?