【ut side】
頭を触られる感覚を覚え、目を開ける。
横を見ると、ご飯を持ってきてくれたのであろうシャオちゃんとエーミールがいた。
シャオちゃんは心做しか元気がない&目が赤くなってるように見える。
sho「あ、起こしてもた、?ごめん…」
ut「いや…平気やで」
「…目赤いけどどうしたん?」
sho「ッ…いや、何もないで」
「気にしんといて?」
僕が何回聞いてもシャオちゃんははぐらかすだけ…
諦めて僕はご飯を食べることにした。
午後9時。
ご飯を食べ、誰にも見られないように風呂に入った。
ここまではいつも通りだった…
ut「…..ロボロ、?」
そこには壁にもたれながらしゃがんでいるロボロがいた。
rbr「ッッッ…..だっ…せんせ、?」
…シャオロンとエーミール以外からその名前を呼ばれるのは久しぶりだ。
ut「ど、どないしたん?しんどいん?」
少々怖かったが、頑張ってロボロの側へいく。
ロボロの目の下には隈が酷く、それに加えて顔面蒼白だった。
いかにも、倒れますって言ってるような感じ…
rbr「ぁ…だい、じょうぶ、や…..」
ロボロはそう言いながら立つが、とてもフラフラしていて、見ていられなかった。
僕はロボロを抱っこし、とりあえずロボロの部屋へ連れていく。
rbr「ッッッ…!!!大丈夫…っやから…!はな、せ…!」
ロボロは僕の腕の中で暴れるが、やはり体調不良のせいかあまり力は出ていなかった。
ロボロの部屋に着き、とりあえずロボロをベッドに寝かす。
ut「っ…シッマ達呼んでくるから…大人しく、しといて、」
僕がそう言い、部屋から出ようとすると、偶然、トントンとショッピに会ってしまった。
ut「っ…!!!」
shp「あれ〜無能やないですか、」
tn「こんなとこで何しとんねん」
2人の冷たい視線が刺さる。
でも…言わなければ…!
ut「っ…ロボロが体調不良、らしいねん、!」
「看病…したってや」
そこまで聞くと、トントンは勢いよくロボロの部屋に入った。
…とりあえず、これで大丈夫や、
…でも、安心はつかの間、僕に疑いが課せられた。
shp「…ほんとはあんたが薬持ったんちゃう?」
ut「!?」
「そんなこと、してへんから!」
shp「は?そう言ってまた誰かを傷つけるんすか?」
ショッピは僕に対して、冷たい言葉を解き放つ。
…あれだけ仲良くしていた後輩にこんな言われるなんて…しんどい、辛い以外なにもない。
rbr「ッッッ…そ、いつは、関係…ないからっ!」
ロボロが僕達に向かって言う。
…ロボロが僕を庇ってくれただけで僕は涙がこみあがった。
涙を堪えるのに必死な中、ショッピはぼくに向かって言う。
shp「何もないなら、はよ帰ってくれません?こんなんまるで悪いみたいになってるじゃないですか」
ut「っ…ごめん、」
僕はショッピに謝り、ダッシュで自分の部屋に戻る。
部屋の近くでシャオロンとエーミールに会った。
sho「あ、大先生…って…」
2人は僕の泣きそうな顔に気づくと、すぐに部屋に連れてって僕の背中をさすったり、してくれた。
味方のありがたさとロボロのあの優しさに感動(?)して、僕はずっと泣き続けるしか出来なかった…
コメント
2件
え?神やん
私も感動してくるやんか大先生……!!!! rbrそん時はよく(?)庇った 続き楽しみにしてます~