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前回変なところで保存して切れてるので続きです。
ボトボトに濡れた先輩を連れて家まで来てしまった。
イタ王)あー…連れてきてしまったんね…。
ママンに笑われるかもしれない…ていうか男の制服だけどまつ毛長いから絶対彼女?とか冷やかしてきそう。
イタ王)ただいま〜!スーパー閉まっててさ…。
この辺は嘘でごまかした。
イタ王)シャワー使うね。あ、あと…俺のパジャマ2着出してほしい
ナポリ)はいはい。寒かったものね。
ママンは鈍くて気づいてないみたい。良かった〜。
ローマ帝国)イタ、ガールフレンド…か?
うげっ、パパは鋭かった。
イタ王)は、はは…
ナポリ)あらあら…
男…なんだけどな。
まだ目の覚めない先輩の濡れた制服を脱がす。制服を脱がせてシャワーを浴びる。
うわっ、すごい傷だ…特にこれは何でつけられた物なのかも見当がつかない。
何かで切られた?それとも殴られた?痛そうだし触らないでおこう。
目が覚めないので、一緒に湯船に入ることにした。
チャポン
オスマン)んん…
目が覚めた。
イタ王)お、おはようございます…先輩。
オスマン)ふぇ、え、え…なんで…
混乱してるのかな…そりゃ無理もないけど。一回しか会った事ないような後輩が一緒に風呂入ってたら。
オスマン)ぅぐっ、うっ、ぅぅ
イタ王)は、吐きそうなんですか!?上がりましょ、
な、泣いてる?
うわぁ…苦しそうに泣いてる顔見たら興奮…って!女の子じゃないって!いや、女の子だったとしてもこんな時に興奮してられないけど…。
とりあえずパジャマを着せた。すごくブカブカだ。
オスマン)ん、ありがと。ごめん、帰るね。
イタ王)ちょ、待ってくださいよ…!傷とかいろいろ見ちゃってこっちは心配なんすよ?
オスマン)ぅえ、傷…見たの…?
イタ王)そうっすよ、痛そうだったけど触ってはないですから…
変な先輩(一回しか会ってないけど)って思ってたけど、やっぱり気になるなぁ。
オスマン)ん、ごめんね…汚かったよね…やっぱり僕帰る。
イタ王)そ、そんな事ないっすよ!むしろエr…
はっ、なんて事を…!傷の少ない背中とか首筋がエロく見えたなんて言えるか!
イタ王)あは、ははは…!忘れてください、ね?
オスマン)うん、忘れる。もう会わないと思うから…。
先輩はそう言って、こちらを向く。まだ涙の跡は残っていたのに、とても満たされたような笑顔をしていた。
オスマン)パジャマ、ありがとう。またこの家に来られたら、返しに来るね。
来られたらって…
すっごい含みがあるような。
いや、そういうことじゃなくて。
頭をぐるぐる回して考えているうちに、先輩は帰ってしまっていた。