こんにちは
早速どうぞ
⚠注意⚠
ナチ日帝
NL
何でも許せる方のみどうぞ
「…………」
今日は、エイプリルフール…。この日を待っていた。
そう、今こそ先輩にドッキリを仕掛けられるチャンス。良く、テレビとかでカップルがドッキリを仕掛けているのを見て、やってみたかったんだよな。
でも、先輩にドッキリを仕掛ける等、後が恐ろしいと思い、中々行動に出来なかった。だけど、エイプリルフールなら、嘘をついても怒られない。
と思う。
「良し……」
先輩にどんな嘘をついてみようか。やはり、此処は「別れましょう」とかか?いや、ソレを言えば色々終わる気がする。
なら、「他に好きな人が出来ました」とか?だが、ソレも、言ったら終わる気がする。特に腰が。
「う~ん…。!」
悩みに悩んだ末、ある事を思いついた。早速、先輩に仕掛けよう。
「日帝?どうした?」
仕事から帰って来た先輩を、椅子に座らせた後、私も向かいの席に座る。
「……先輩、大事な話があります」
さて、先輩はコレを言ったらどんな反応をするのか。
「先輩の同僚さんから聞きました…」
ダンッと机を叩き、大げさな演技を見せる。
「浮気していたなんて最低です!!」
待って先輩、思考停止していませんか?
目を丸くさせ、頭に?を載せている。まぁ、いきなり浮気していると冤罪をされたら、誰だってこういう反応しますよね…。
「……え?浮気!?」
先輩、引っ掛かりましたね。面白いです。
笑いを堪えながら、泣く素振りをして、更に先輩を混乱させる。
「待て待て待て!!何の事だ!?」
状況が追いついていないと言った表情を浮かべる。そこで、私はトドメの一撃をした。
「もう、別れて下さい!!浮気をする様な方と一緒に居たくありません!!」
タッタッタと速歩きで、リビングの扉を開けようとする。
そう言えば、何処でネタバラシをしようか。心が痛くなって来たし、そろそろネタバラシをしようか。
「ふふっ…嘘d」
ダンッ!!
扉が壊れるんじゃないかと、思う程に大きな音を立てながら、今の状況に理解できなかった。
「……ゑ?」
いきなり、壁ドンと言う形で目の前に、先輩が立って、ドアを開けようとする手を押さえつける。
「日帝…?こっちの話も聞こうな…?」
笑顔でニコニコと笑うが、目が笑っていない。久し振りに、先輩のブチ切れている姿を見て、私はその威圧感に、腹の底から恐怖を覚える。
コレは、やばい。
「ぁ…先輩…?」
声が情けなく震えてしまう。いや、本当に恐ろしいんだよ。
「まず、私は浮気をしていない。何処の誰が、そんな戯言を吐いたんだ?言え。命令だ」
ド低音の、声が更に恐怖を煽る。命令とかそんな問題じゃない。
此処は、潔く白状して、納得して貰おう。
「あ、あの…今日は、エイプリルフールですよ…?だ、だから、嘘です…」
エイプリルフールと言っておけば、大丈夫だろうと思った。
「…日帝」
チラッと先輩の方を向くと、今度は何とも言えない覇気を出す。
「少しこっちに来い…」
そこで、察した私は、逃げようと扉を開けるが、結局逃げれず、先輩の”お仕置き”(意味深)を受ける事になった。
「って言うか、そもそもエイプリルフールは午前までだぞ?」
あ、そうなんですか。いや、行為中に言われても困るのですが。
読んで下さり有り難う御座います
それでは、さようなら
コメント
2件
初コメ失礼します 最高でした(*^-^)たしかエイプリルフールは午前中に嘘をついて午後にネタばらしをする…って感じでしたっけ?
エイプリルフールって午前までなん?初耳なんだか(Ꙭ )