テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

会話多いかも

スタート


〜Re side〜

さっきより頭痛が酷くなってる。なんなんだよ本当に。

ガチャ

俺…あの扉触ってないのになんで開いた?入れってこと?嫌なんだけど。でも入んないと状況変わんないし……入るしかないのか…

タタタ



夢「これ言うの何回目?

末吉「38回目

kanata「覚えてるんですね…

末吉「お前はもう少し短剣の扱いちゃんとしろ

kanata「うるさい、このうさぎが理解してない


末吉「………誰⁉︎



末吉「………へー


末吉「壮大すぎてついていけてない

また、俺が話してないのに話してるみたいになってる。俺の記憶?でも、何も思い出せないし、そんなことあるの?さっきの扉にいた人たちと違う人だからわけわかんない。


あ…また戻ってきた。扉が消えてる?6個あったはずなのに4個しかない…この数で数え間違いはないと信じたいけど。さっきからりーちゃんって呼ばれてるのは俺の名前?あだ名みたいな感じだけど。

?「ねぇ聞こえる?」

Re「だっ……誰?」

?「聞こえてるみたいでよかった。あぁ、俺?お前だよ。五十嵐莉緒」

目の前にいるのは緑がかった水色の髪でピンクの兎付けてる男の人。この人が俺?意味わかんない。鏡でもない限り、というか鏡でも自分と話すなんてできない。目の前に具現化することもない。ただ俺が幻覚見てるだけ?

莉緒「幻覚っていったら幻覚なのかもな。ほんとは全部の扉見てもらいたいけど時間ないから口頭で説明するな。理解しろよ……って俺が理解できるからお前もできるか」

なんか早口で色々説明された。でも何故か全部理解できて、なんとなく自分の記憶というかが思い出してきた気がする。

莉緒「んで、最後な。お前、もとい俺は今死にかけてる。鈴が全力尽くしてくれてるけど正直言ってあと1時間もたないぞ」

Re「っ…え………?」

莉緒「そうなんのもわかるけど聞け?二者択一だ。選べ、このまま死ぬか記憶犠牲にして生きるようにするか。」

Re「…君が俺がならない君が決めたr

莉緒「お前が決めろ。俺に決定権はない。お前が決めないと意味ないんだよ」

だったら俺の今までの記憶なんか話さなければよかったのに。記憶ない状態だったら躊躇いなく生きる選択できたのに…。

莉緒「どうすんだ」

Re「……ろ」

莉緒「…?」

Re「生きたいに決まってんだろ!でも記憶も失いたくない!今聞いただけでも。お前が…俺が教えてくれたってことは大事だったんだろ⁉︎どっちかなんて選べるわけねぇだろ!」

莉緒「選べ、それしかない」

Re「………お前…俺じゃねぇだろ」

莉緒「なんのことだ?」

Re「俺と同一人物なら二者択一でも難しくても最後まで抗おうとする。自分がなりたい方向にいけないか考える。少なくとも俺はそうする。なのに、同一人物とかいうお前はそうしようとしない。」

莉緒?「……はぁ………気づかなかったら苦しまなくてよかったのにな。」

Re「は?」

莉緒?「じゃあな、俺を手放すなら助かるかもしれん。でも助かる保証もない。好きにしろ」

Re「え、ちょっと!」

消えちゃった。言うべきこと間違えたのかな。扉も全部なくなってるし、どうしたらいいんだよこれ…

なんか向こうのほうが明るい。できることもないし、進んでみよ…



ここ…どこだ…?

りん「⁉︎奈々さん!りーくんが!」

奈々「今行くから待っててください!(遠くから)」

見覚えあるような、ないような…視界がそんな感じ。体が動かないしどうしよう……。

奈々「五十嵐様。聞こえますか?」

Re「……はぃ…」

奈々「よかった……」

りん「おれ、あまくん呼んできます!」

奈々「いや、別に大丈夫ですけど……… 」

Re「ぁ……」

奈々「無理して喋らなくても大丈夫です。私のこと見えてますか?」

Re「(コクッ」

奈々「では諸々計ったりするので上体起こしますね。辛かったらおっしゃってください。」

Re「……は?」

奈々「はい?」

Re「みんなは……?」

奈々「皆さんですか?恐ろしいくらいに元気です。末吉様は仕事戻ってるし、天久様はお手伝いしてくれてますし、鈴殿はお姉様におんぶされて帰りました。昨日」

Re「……かなたは?」

奈々「kanata様は……魔術での治療ができない状態でしt

kanata「りーくん!」

りん「だから腕の骨折れてんだから安静にしてってば!ちょ、あまくん助けて!」

Ama「ごめんちょっと俺じゃ手に負えない」

りん「部屋戻れ狂人!緋翠呼ぶよ⁉︎緋翠!」

kanata「あ”?」

ほんとに恐ろしいほどに元気だな。逆に安心したわ。うん

奈々「はーい、kanata様少々邪魔です」

kanata「チッ」

Ama「かなたくん」

kanata「……はーい」

Re「幼稚園児かよ…」

kanata「違うもん!」

りん「違うっていうなら大人しく言うこと聞いてくれない?」

奈々「ほんとですよ…」

kanata「りーくん!奈々さん達がいじめる!」

Ama「恐ろしいほどにいつも通りだな…」

Re「いいだろ別に……そう言えば、俺が死にかけてた間どうなったの?」

Ama「覚えてる範囲です説明するから」

Re「へーい」


おわり

この作品はいかがでしたか?

9

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚