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突然思いついたから書く
青白
【 1日限りの恋人 】
白side
俺には好きな人がいる。
でも、その恋は絶対に叶わない。
なぜなら…
「あははっ、おもろすぎやろ!笑」
メンバーだから。
グループ内の恋愛は禁止されている。
どれだけの思いがあろうと、結ばれることは無い。
でも……
『まろちゃん、ちょっと話あるから来てくれん?』
「…?ええけど」
自分の思いを抑えるのは無理だった
『……なぁまろちゃん』
「ん?なに〜?」
優しく甘い声で言ってくれる君が好き。
そんなことするから、俺が好きになるんだよ。
『あのな、何も思わずただ聞いとって欲しい。』
『俺……』
『まろちゃんが好き。』
「え?」
「そんなん、まろもに決まってるやん!」
「しょにだのこと好きやで?」
『ちゃう、』
『そうじゃなくて…』
『恋愛的に好き。ってこと』
「…え」
さっきまでポエポエしてた人が急に声を低くして俺を見る。
『わかってる。ダメってことくらい。』
『でも、気持ち伝えないまま活動するの、俺無理だった。』
『どうせならキッパリ言って振られた方がマシだって思って。』
「…」
君は黙って聞いている。優しいね、気持ち悪いとも言わずただ俺のことを優しく見てくれてる。
『…ごめん。困らすようなこと言って。』
『伝えない方がまろちゃんのためなのに。』
『ごめん、好きになっちゃってごめんッ。(泣)』
『伝えちゃってごめんッ(泣)』
『ごめんッ、ごめんなさいッ…(泣)』
青side
しょにだは優しい。アホで抜けてるところもあるけど。自分に責任をもって物事をこなせる。
今だってそう。君だけが悪いって思い込んでる。
君が悪いなら、俺だって悪いのに。
『ごめんなさいッ…(泣)』
「…(抱)」
「…ありがとう。伝えてくれて。」
「困ってなんかないよ。嬉しかった。」
「…でも初兎の気持ちに返事を返すことは出来ん」
「そういう決まりやから。 」
『うん。わかってる。』
『だからこれで終わり!ありがとう。聞いてくれて。 』
「…ッ待ってや!」
『…ッ?』
初兎の気持ちに答えないなんて無理だ。
「明日1日だけ、恋人ってことにしない?」
『え?』
「明日は恋人同士っていう関係にして、明日がすぎたら、もう今日と明日のことはなし。」
「普通のIfと初兎でいよう。」
『…ええのッ?』
「もちろん。」
「あんな泣いてごめんって謝られたら、俺の方が悲しくなるやん。」
『ッありがとう…!(抱)』
「じゃあ明日の朝、俺ん家来てな?」
『おん』
次の日
白side
『こんにちは』
「やっほしょにだ。」
『今からもう、恋人ってことでいいの?』
「おん、おかえり愛しの彼女さん?」
『なッ…俺が彼女なん?』
「当たり前やろ、しょにだ可愛いし。 」
『…ッ///』
「ほら、入って?」
めちゃくちゃ浮かれてる…俺…
でも、今日しかないんだし、楽しもう。
「なんか朝食食べた?」
『いや、何も』
「じゃあフレンチトースト作るわ」
『ありがとう』
「ほい、できたで」
『うわぁ!美味しそ!』
「焼いただけやけどな」
『いただきます!』
「…どう?」
『美味すぎる…(輝)』
「そんなに…?笑」
『おん!』
最高に美味い。てかまろちゃん料理できるんや…(失礼)
『ご馳走様!』
「ん、じゃあ今から出かけよっか。」
『え?どこに?』
「ショッピングモール行こ。」
『急やな笑』
「だって24時間しかないんだよ?」
「一日に色んなことしたいじゃん」
ほんとに優しくてかっこいい彼氏だ。
『…』
『そうだね!』
ショッピングモール
「おぉ、混んでんなぁ」
『そりゃ休日やからね。混むやろ』
「何見たい?」
『んーアクセとか服とか?』
「じゃ行こ!」
『うわっ待ってやぁ!』
急に手を引っ張られて連れてかれる。
恋人として手を繋ぐのも最後なんやな
アクセサリー屋
『あっ!このピアスデザイン良!』
『え!これ買おうかなぁ』
俺はピアスを見てる。
まろちゃんは他のアクセみたいらしいから別々
『…これ、色違いもあるんや』
そこには紫色と青色のピアスがあった。
『最後の日やしね』
プレゼントってことで、買ってこよ。
『あ、まろちゃん』
「しょにだ!会計終わった?」
『おん!ってかまろちゃんも買ったんや』
「まぁね。」
『何買ったん!?』
「ひみつー!」
『えぇ〜』
なんだかんだ言ってもう夜。ショッピングモールで昼も夜も済ませたから。あとは帰るだけ。
帰宅
「ただまぁ〜」
『笑なんやねんそれ』
「はぁ〜久しぶりにこんな歩いたわ」
『まろちゃん運動不足やね。』
「いや、ちゃんと筋トレしとるから!」
『笑』
「あ、風呂入ってきてええよ。」
『え?一番風呂入っていいの?まろちゃんの家なのに…』
「ええの!彼氏らしいことさせて?」
『ッ…////』
『じゃあ…ありがとう。』
青side
今日がもう終わろうとしてる。
早いものだ。
「寂しい。」
風呂に入ってるしょにだには多分聞こえてない。
俺の方がキッパリ今日で気持ちを切り替えられないような気がする。
ずっと…離れたくない。
『まろちゃーーん!上がったでー!』
「はーーーい!」
まぁ、仕方ないこと。
白side
『あ、まろちゃん上がった?』
「おん、」
「(押し倒す)」
『ッ……え?』
「最後だし…な?」
『ッうん////』
『あッ…うぅッ♡』
「パチュパチュ」
『んぅッ…あぁっ///』
『ダメッ…もうムリ♡』
「まだ終わらんで?最後の最後まで感じたいんや」
『あぁッいく♡無理ッ〜〜♡』
『ビュルルルルル』
「はぁッ♡んんっ…///」
「あッ…でる、♡」
『だしてぇ…♡あぁっ…///』
「ん…ッ♡うッ////ビュルルルルル」
『はぁはぁッポロポロ(抱き着く)』
「…ッ?」
『離れたくないッ(泣)』
『今日で終わりなくないッ(泣)』
「俺も。」
『えッ…?』
「本当は俺も好き。」
「しょにだのことが。」
「でも、無理だから。」
まろちゃんのおおきいのが抜かれて抱き着かれる。
「そうや、最後、プレゼントあるんよ。」
『ん?』
「はい(渡)」
『えっ……』
プレゼントはあのアクセサリー屋で買ったリング
結婚指輪みたいなやつではないけど。
「俺とおそろい。付き合えなくてもずっと一緒ってこと。」
『ッ…ありがとう(泣)』
『俺からもあるんよ。』
「えっ何!?」
『はい(渡)』
俺も同じ、アクセサリー屋で買ったお揃いのピアス
「うわっめっちゃええデザイン。」
『これも、俺と色違い。』
「え?」
『ずっといっしょに居たかったから。』
「んふっありがとう。(微笑む)」
2人はリングを薬指にはめ、ピアスを手に握りしめて抱き合いながら眠ったそう。
終わりです!
最後適当すぎた。