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お久しぶりです。路地猫です。
ちょっと私事で申し訳ないのですが路地猫、
フォロワー200人を達成致しました。
正直こんなに増えると思っていませんでした。本当にありがとうございます。
そして、今回200人記念として『NG無し質問コーナー』を開きますので何かありましたら💬にお願いします。
(1人何個という制限はございません)
で、本題なんですけど皆が『共感出来る』恋物語を作りたいと思ったので作ってみました。
tr / mmi
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俺は話した事すらない先輩に恋をしてしまったんや。
チャイムが鳴る。この時間が1番幸せ。
「おい!幹太、外遊び行かへん?」
「あ〜、俺パス。行かなあかんとこがある。」
急げ急げ。1秒も無駄にしたない。
「はぁ、はぁッ…」
あ、いた!やっぱ何度見ても飽きへん顔してんな。俺のどタイプ。
話した事すらあらへんし、きっと相手は俺の事すら知らないだろう。でも休み時間は絶対、授業の合間の5分間休憩ですら会いたくなってしまう。
それが俺の日常___
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やっば、寝坊した。髪ノーセットだし…
今日はてるあき先輩には会えんな、
もちろん今日だって、むしろ毎日会いたいし1番近くで見守っていたい。でも好きな人の前ではかっこよくいたいやん?
「あ〜、ほんましょーもない。学校退屈に感じるん初めてやわ。」
[どないしたん?今日は行かへんの?]
「あー、おん。今日はちょっとな、」
[お!じゃあ、外遊びに行こうや!]
「ええな!行こ!」
「痛ってぇ…くそっ、」
久しぶりの外遊びやからボールが上手く受け取れんかった。顔面に傷ついてもうたなぁ、
「すいません。バンドエイド貰いにッ…」
保健室とか入ったの1年生以来やな、あぇ?
『あ〜今先生おらんよ。』
『あ、君毎日俺の教室見にきてる子やん! 』
なんで先輩が、//
え、てか認知されてるやん。今日命日?
『どしたん?顔の傷』
「その、休み時間外で遊んでたら怪我してしもうて…」
『あ〜、それでバンドエイド貰いに?』
「はい。」
『ん、こっちこい。俺が見たるわ。』
「へ、あっはい。」
『あれ、今日は髪の毛ノーセットなん?』
「あぇ、そうなんすよ。寝坊しちゃって…w」
『…いいやん。こっちも。』
「え、は?」
『俺はそっちも好きやけどな。』
「ほんまですか?ちょー嬉しい」
『ほんまやで、w』
『ちょ、そんなことどうでもええねん。と、とりあえず消毒するなー。痛いかもやけど耐えろよ。』
「ッ…いってぇ、」
『……あのさ、毎回うちのクラス見に来るやん?』
「は、はい。」
『うちのクラスに好きな奴でもおるん?』
それあんたなんよな。はよ気づいてくれ。
でも、気付かれんのも嫌やな。もう少しこの状況を楽しみたいわ。
「いますよ。」
『えぇ…マジか。青春してんなぁ。』
『羨ましいわ。こっちは受験で手一杯やでw』
「……そういう先輩はおらんですか。」
『え、俺に?好きな奴?』
「はい。」
『おるわけないやんw マジで募集中ー。』
「そうですか、w」
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「先輩、後1つええですか。」
『おぉ、ええよ。なんや?』
「先輩は、男同士の恋愛ってどう思います?」
『……BLっつうやつか?』
「はい、」
『ん”ー、まぁええんちゃうか。そういうのも。』
「ッ、なんで、っすか。」
『いや、理由はあらへんけどそういう人達が幸せならええんちゃう? 』
「ッ、!それじゃ…」
『まぁ俺は無しやな、w』
「…そう、ですよねw 分かるっす…」
自分で聞いた癖に自分で傷ついて、全部嫌んなって。1人で泣いて1人で反省して1人で諦めて1人でネガティブになって。全部1人で勝手にやってる事がどれだけ自分にダメージを与えているんだろう。
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「難し…」
大嫌いな雨の日に 嫌いな裁縫。先輩の為だけにマスコットキーホルダーを作っている最中。
どれだけ裁縫が苦手でも上手くいかなくても、先輩の「ありがとう」が欲しいから、その一言だけでも聞きたいから頑張れる。
「はぁ、できた。」
このズタズタの手、先輩には見せないようにしないとな。かっこ悪いし。
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「てるあき先輩!」
『ん、? おぉ!幹太くんや!』
『また来てくれたん?嬉しいなぁ。』
「っ、その、これを渡しとうて//」
『ん、なんやこれ。』
「マスコットキーホルダーや。先輩だけの為に作ったんやから大切にしてくださいよ。」
『……この手、』
「これは違うんや。その…」
『頑張ったんやな。嬉しいわ。大切にさせてもらうな。』
そう言って先輩は俺の手を握った。泣きそうや。早くこの場から離れんと…
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走れ、走れ走れ!泣き顔は絶対見せんって決めとるんやから。
「はぁ、ッ…はぁ、」
外まで来てもうた。寒いな、雨のせいやろうか
咄嗟に出てしまった学校の校庭。天気が雨のせいでもうずぶ濡れ。
『ッ、はぁ…はぁ…幹太。どうしたんや。』
そうこうしてる内に俺の元に先輩がきた。あんたから離れる為にここに来たんに意味ないやん、
「いや、ちょっと恥ずかしなってもうて。」
『そうなん? まぁ、とりあえず中入ろや。風邪引くで。』
『幹太?』
「…」
『鼻赤いで、はよ中入ろ。』
「ふぅ、」
『あーもう、!』
そう言って俺を抱き寄せる。
「っ、」
『幹太、俺の事好きなん?』
「な、なんで…」
『そりゃ、あんなマスコット渡されたらそう思うやろ。』
マスコットか、確かにミニキャラにラブレター持たせてたらそう思うわな。
「別に好きやないし、」
『えーツンデレさんなん?別に幹太やったら付き合ってもええけどな。』
なんなんこいつ?”付き合ってもええけど”って上から目線嫌いなん知っとるよな?あいつ。嫌がらせかよ。
「は?やから好きじゃないって言っとるやん。」
「ほんまきしょい。離れろ。」
『は、え、?』
「もう付きまとうな。」
なんであいつの事好きやったんやろ。
ほんまきしょいわ。
さっき泣いてる事も気づかんかった癖に。
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蛙化現象のお話でした。
話の感想もいいけど、質問沢山欲しいです🙏
💬にかいてね。
コメント
2件
きゃああああああさいこううう (( これきいていいやつかな() 性別って どれですか??! 男性か女性か …… それとも男の娘ですか … ?? (