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喧嘩
rdと gtが酒で酔っ払って喧嘩してるだけです
nmmn、捏造
r「」
g『』
その他[]
居酒屋の片隅、rdとgtは向かい合い、グラスを握ったまま小さな声でぶつかり合っていた。
「お前さ、ほんとに空気読めないよな…」
rdは眉をひそめ、言葉を選ぶようにゆっくりと吐き出す。
『は? お前だって、いっつも自分勝手に動くくせに!』
gtも負けじと小声で言い返す。
酔った頭のせいで、二人の口調は少し荒く、言葉は次第に鋭くなる。
「自分勝手?お前こそ、なんでも人のせいにするんだろ!」
『はあ? そっちだって、ちょっとしたことで文句ばっかり言うくせに!』
友達はすぐに気づき、二人の間に割って入る。
[やめろ、二人とも!そんな言い合い意味ないだろ!]
[ちょっと、落ち着けって!]
だが、rdとgtは酔っていて、耳に入らない。言い合いは続く。
「ほんと、なんでお前はいつもそうなんだよ!!」
『お前のその態度が嫌なんだよ!』
『嫌なのはこっちだよ!』
「いや、こっちの方がずっと我慢してるから!」
声が重なり合い、言葉の応酬は止まらない。だが、何度も友達の声が耳に届くうちに、二人の表情が少しずつ変わり始める。
「…あれ、ちょっと言い過ぎたかも。」
rdが小さく呟くと、gtも深く息をつく。
『…俺もだ。酔ってて、言い過ぎた。』
二人は互いに視線を合わせ、ぎこちなく笑いながらグラスを軽くぶつける。
「ごめん、gt。」
『俺も、rd。』
周りの友達はホッとした表情で、二人を見守る。言い合いの熱はすっかり冷め、居酒屋には再び和やかな空気が戻った。
居酒屋での大げんかから数日後、rdとgtは配信をしていた。
「なあ、gt…あの夜のこと、思い出すと、ちょっと…恥ずかしいな」
rdが小さく呟くと、チャット欄は一気に荒れる。
[www恥ずかしいって何!?]
[きっと二人とも真っ赤ww]
[絶対何かやらかしたなwww]
gtも声を小さくして返す。
『いや、俺も…ちょっと言い過ぎたかも…あの時』
[gtの声www照れてるwww]
[rdもなんか早口になってるw]
[こいつら完全に赤面してるなwww]
rdは手で顔を覆えない分、声で必死に照れ隠しをする。
「いや、別にそんな大したことじゃ…!」
gtも苦笑いしながら、少し声を高くして返す。
『うん、でもやっぱりちょっと恥ずかしいな…』
視聴者はチャットでさらに盛り上がる。
[絶対二人とも耳まで赤いwww]
[聞いてるだけで笑えるwww]
[これ配信で聞かせるネタじゃないだろww]
[いやwww二人とも声が赤面してるwww]
二人は互いの声を聞きながら、思わず吹き出す。
「まあ、今となっては笑い話だな」
rdが小さく笑いながら言うと、gtも肩を震わせるように笑う。
『うん…でもやっぱり、ちょっと恥ずかしい…』
視聴者はさらに妄想コメントを飛ばす。
[絶対手で顔押さえてるwww]
[二人とも必死にごまかしてるwww]
[声だけでここまで面白いの初めてwww]
声だけ配信越しに、あの大げんかは二人だけの、ちょっと恥ずかしいけど爆笑必至の思い出になった。視聴者も想像しながら楽しみ、二人は赤面しつつも笑顔で配信を続けるのだった。だが、この後この配信を見ていた身内に弄られることは知らない…
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