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俺は目を覚まし、劇場の光景が目に写った。
No,nameさんのタブレットは真っ二つに割れており、もう能力は使えなくなってしまった。
No,nameさん本人は気を失ってしまったのか、動かなかった。
血などは出ていないので、死んではいないと思う。
俺は立ち上がり、ナイナ マエを探した。
モーニングスターをしっかり持ち、持ち上げながら。
すると、突然。
俺の横で何かが走る音がした。
俺は周りを警戒して、その場を動かなかった。
これは最後のチャンス、一撃でも見逃せば俺らは死んでしまう。
その緊張が走り、手に汗が沢山付いた。
ナイナ「隙ありです!」
ナイナ マエは姿を現し、俺に攻撃を仕掛けた。
俺はモーニングスターを振り回しその攻撃を跳ね返した。
その跳ね返した攻撃はナイナ マエに直撃して、彼女の身体はボロボロと崩れ始めた。
ナイナ マエは涙を流しながら、最期の言葉を言った。
ナイナ「ごめんなさい…ネムさん…」
そう言って、ナイナ マエの身体は完全に崩れその場には鉄の塊だけが残った。
その瞬間、俺らの身体は光だし身体が消え始めた。
ワカカ「何!?何!?」
俺は驚いたが、それを止める術はなかったので、俺は自分が消えるまで目を瞑って待ったのだ。
目を開けると、俺は大きな扉の前にいた。
そこには同じ転生者が沢山いた。
???「皆様、ありがとうございました。」
突然、声が聞こえ俺はその方へと視線を向けるとそこには仮面をつけた天使がいたのだ。
???「この世界を作った創造神として、感謝の意を示します。
今から開くこの扉に入れば、貴方達は元の世界へと戻れます。」
みんなは扉へと次々に入っていた。
そこにはウルピスさんやムールさんなどの仲間もいた。
俺はその人達にお別れの言葉を言った。
俺の声はみんなに届いたかどうかは分からない、でもそれが言えて俺は満足だった。
すると、俺に話しかけるやつが来たんだ。
それはみなだった。
みな「帰ろ、今すぐ。」
俺とみなは扉を潜り、元の世界へと戻った。