テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
477
ここは
618
〈さぁーもん視点〉
「…どこか出かけたい!」
おどろくさんの言葉に、俺たちは困惑した。
「どうしたのおどろくさん」
「だって暇なんだもん!どこか出かけたい!」
「………そういえば」
うたいさんが思い出したように呟く。
「水族館のチケット貰ったんだよね。人数分あるし」
「じゃあ水族館行こう!ね!いいでしょ!」
「じゃあ…行く?」
俺の言葉に、皆が頷く。
楽しみだなあ…
「楽しみだね!さもさん!」
「…!」コクコク
っ…凸さんと話したいのにな…
〈凸もり視点〉
当日、天気は快晴で絶好のお出かけ日和だった。
「皆さん、用意は出来ましたか?」
「もちろんだよ!」
おどろくちゃんが勢いよく手を上げる。
おどろくちゃんでもマルベロスちゃんでも、この明るさは変わらない。
さて、俺もさもさんも一緒に準備したから出来てるけど、土下座組は…
「あ待って!スマホ見つかんない!」
「…鞄どこだっけ?」
「瑠璃にちゃんと言われたのに用意してなかった者です…」
ですよね
「土下座組…?👹🔪」
ああほらしぇいどさんこっちからじゃ背中しか見えないけどめっちゃ怖いオーラ出してるよ
「まっ待ってしぇいどさん!お願い!許して!」
「あ、あふぇさん差し出すから!」
「うたえもん?」
ああ…これは長くなるかな…
「…あれ、しぇいどさん体調大丈夫なの?」
ななっし~が心配そうに聞く。
odmnメンバーの中で一番症状が重いのが、しぇいどさんだ。
花に栄養を吸われているその苦しみを、俺たちには理解できない。
服で分かりずらいけど、袖から出た腕は恐ろしいほど細くて。
顔色も青白い。
「晴れているからですかね…心なしかいつもより元気ですね。」
「…そっか」
おどろくちゃんが寂しそうに笑う。
「さーて…準備しましょうね…?」
「「「ぎゃー!!!!!!!!」」」
水族館に着いた俺たちは、それぞれペアで動くことにした。
俺とさもさん
ななべる
ニグうた
しぇいおど
そしてあふぇさんは一人…いや瑠璃ちゃんとか
俺たちには見えないから、前に絵に描いてもらったけど、凄く可愛かったのを覚えている。
あ、もちろんさもさんの方が可愛いけどね!
「…!✨」
水槽で泳ぐ魚に目を輝かせるさもさんを俺は愛おしく思った。
「…!…!!!」
「さもさん綺麗なのは伝わったから。」
俺に思いを伝えようと必死になるさもさんの姿に、俺はくすりと笑う。
「次はイルカショーとか見る?」
俺たちは会場に向かおうと歩き始めた。
「………っ!///」
さもさんが手を俺に差し出してきた。
あ…
ぎゅっ
「…!ニコッ」
俺はさもさんの手越しに、体温と幸せを感じた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!