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楽園、月都。

ここに最近できた神社は見渡しが良く、人里から鬼の城の方まで見下ろせる。自分は月都の出身とかではないのだがなんとなく、なんとなくの気持ちで気づけば毎日のようにここに通っていた。もちろん風景目当てとか風流なことは考えて無いのだがなんとなく居心地が良かった。

「栄尊!」

「・・・。國照・・」

人間のような声がしたのでとっさに振り返る。あきたような、ひっっくい声で返事してやったが、多分これが地声。

「ブローチ落ちてましたよ」

「へ?」

とっさに胸の上あたりをさすって確認した。

「はい」

彼が右手を差し出したので、見ると手には5センチくらいの蝶のブローチが乗っていた。黄色に黒い線?が入ったレザインで いつも身につけているやつ。

「これ可愛いですよね。アサギマダラとかですか?」

「・・・。アゲハチョウだけど・・・」

自分の実力を見せつけようとしたのか。そう言いながら手から蝶をうばった。

「あっ失礼しました。中、上がります?」

「______ 」

こちらに見えるようにしていた手のひらをさっと、本殿の方に指したとともに、頭を軽く下げる彼。菓子でもよういしてあるのだろうか。いつも通りのこいつで心が少しほっとした。

そう。俺栄尊{さかえみこと}こいつ國照籠志{くにてる かごし}とは友人に近い上下関係を持ってある。籠志について軽く説明すると、これまた訳ありで。元豪族の軍神。恨みによって今も一人歩きしている母の霊と間違えられここ月都に封印されていて。やっと最近、別物だと言うことが分かり復活した。どうやら子孫や父やらがインパクト強すぎてアイデンティティーの崩壊に悩まされているらしい。

ただ、気がかりなことがある。こいつとの関係だ。さっきも言ったように、友人に近い上下関係なことには変わりない。別に、恋愛てきなことじゃあない。なんというか、悪くは無い悪くは無いがなんだかなあ。このままでいていいのか?。いつか言わないと行けない日は来る。確実にだ。そもそもこいつはそのことを知っていて、このように接するのか?。そんな様子は一切ないが。怖いんだ。正直、知らないなら、知らないままでいてくれ。前にお前は、お前の父のことを話たよな。あまり過去のことを話さなかったて。いや?知ってほしくないのは「俺の過去」かもしれないな。

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