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あれから俺は、日が完全に暮れたので家に帰った。
ガチャ
❤️「ただいまー」
そう言い靴を脱ぎ、洗面所で手を洗い、リビングに向かう。
母「おかえり。」
リビングにはもう晩御飯の準備がされてあり母は先に席についていた。
俺も座り、「いただきます。」と言い食べ始めた。
母「….あら、ちょっと嬉しそうね。何かあったの?」
❤️「えっ、そうかな、?」
母「えぇ、いつもとちょっと顔が明るい気がしてね。」
❤️「….そうかもね。新しい友達ができたんだ。」
母「そう。どんな子なの?今度紹介してよw」
❤️「え〜めんどくさいよ。」
そんな会話をしながらご飯を食べる。
ご飯を食べ終え、そのままお風呂に入る。
チャポン…
❤️「ふぅ…..」
今日は驚いた事がいっぱいあったなぁ。
急に存在否定されたし、しゅうとなのにしゅうとじゃないみたいなのも言われたし、生まれ変わりとも言われたし。
ふうはや、生きてるのかな。
手に触れた時、何も感じなかった。
普通、人に触れたら、『あったかい』『冷たい』だのあるはずなのに、ふうはやは何もなかった。
ぶくぶくぶく
考えを吐き出すように湯船に口まで浸からせ息を吐く。
とりあえずお風呂でて、もう寝る準備しよ。
ザバァー
湯船からでてタオルで体を拭き、パジャマを着てスキンケアをしてから髪を乾かす。ついでに歯も磨いておこう。
❤️「おやすみ。」
母「おやすみ。」
2階にあがり自分の部屋に入りクーラーをつけベッドにダイブする。2階が暑く、ベッドは生暖かい温度だった。
❤️「はぁッ」
ふうはやの事気になるなぁ。もっと知りたい。
「…ぅと!しゅぅと!しゅうと!朝よ!
遅刻するわよ!」
下から母さんの声が聞こえる。
❤️「んんー….」
いつのまにか寝ていたみたいだ。
スマホの時計を見ると、7:30と表されていた
❤️「ッッやっばッ!」
俺はベッドから崩れ落ち、急いで制服に着替え一階に降りた。
一階に降りると母さんが弁当を持ってまってくれていた。
母「はい、お弁当!それと朝ごはんはパン食べながら行きなさい。」
❤️「ありがとッ、!それじゃ言ってきまーす!!」
母「気をつけてねー!…..あ、しゅうとー!」
母「…..まぁ、いいか。」
きーんこーんかーんこーん
❤️「はぁッ、はぁッ、はぁッ」
何とか、一限目始まる前には間に合ったッ
階段ダッシュとかきつすぎッッ
🩵「あれぇ?あの優等生のしゅーと君が遅刻ですかぁ。」
🩷「確かに珍しいな。」
❤️「ちょっと、寝坊しちゃって。」
ガラガラガラ
先生「おらー、席つけー。」
話していると先生がきたので皆んな自分の席へ座っていく。
先生「はーい。いまから小テストなー。」
そう言うと生徒達はざわざわし始め、
「言ってなかったじゃんッ!」や
「最悪だー!!」、「終わった」などの声が飛び交う。
ダルいな。まぁ何とかなるか。
そうやって小テストを終わらして、授業を受けた。休み時間になってもりもこん達のところへはいかず、ふうはやの事を考えていた。
“気になる”という好奇心が溢れている。
そう考えてるうちにもう六限が終わっていた。
帰る準備をしてると、りもこんとかざねが少し顔をしかめながらきた。
🩷「しゅうと、なんか今日心ここに在らずみたいな感じだけど、なんかあった?」
🩵「そーだよ。…..なんか別の事に気を取られてるみたいな。」
❤️「…..そうかな。ちょっと疲れが溜まってるのかも。」
🩵「…そーか。まぁ今日ははやく帰ってゆっくり休めよな。」
🩷「心配なんだから。俺らの事頼れよ。」
❤️「うん……ありがと。」
嘘ついて、心配させて罪悪感半端ない..
俺は罪悪感から逃れるようにして神社に向かった。
いつもと同じく、葉は生い茂り鳥のさえずりや他の動物の鳴き声が聞こえてくる。
最近は、少し声が少なくなってきている気がする
階段を登りきるとふうはやが本殿に腰をかけながら空を眺めていた。
エメラルドが嵌め込まれた目には青空が映し出されておりキラキラしていた。まっすぐ空を見つめるその目がとても綺麗に思えた。
💚「………あ、しゅうと。いらっしゃい。」
俺に気づくなり優しく微笑み手を振ってくれた
そしてこちらへ来いという意味なのかこっちに手招きをした。
俺はふうはやの方に行きふうはやの隣に腰掛けた。
❤️「…….」
何話せばいいんだろッ……
急に色々聞くのはちょっとやめといた方がいいかな…..
そうぼーっと空を眺めながら考えていると
💚「..今、何か考えてるでしょ。」
❤️「え、何でわかったの!」
💚「やっぱりか。長年の付き合いだったからね。しゅうととは。」
また悲しそうな笑みを浮かべて俺を見た。
❤️「俺、ふうはやの事、何も知らない。」
💚「うん。」
❤️「だから知りたい。ふうはやの事。」
そう言ったらふうはやは満足そうに笑った。
それから俺は好きな食べ物、好きな事、好きなスポーツ、趣味、先祖との関係などなどを聞いた。
話している時のふうはやは表情が豊かになり笑顔が増えた。
あっという間に時は流れていき、日は暮れていた。
❤️「あ、そろそろ帰らなきゃ。じゃあ、行くね。ふうはや」
💚「…..うん。また、ね。」
また悲しくて心配そうな顔をした。
その表情を背後にし、俺は帰った。