テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
BLではないですが
腐と感じられる方もいるかもです
ご了承の上お読みください
血表現 死表現 微グロ
“何でもいい方のみ読むのを推奨します”
zm視点
夜、単独任務で潜入捜査に行った何日間かに渡る長期任務や、暫く軍基地には居ないが皆おるから大丈夫やろ
方法は色々あるが今回は変装をしている、帽子を被り服装を整える、この次期は新人が入る次期やから、それに紛れる、出身とか偽名とかも完璧に誤魔化している、今日は潜入捜査に来て1週間、最終日となるだろう情報もある程度集まってきて、この軍を潰すのには十分だ、ここは軍が主権を握っており住民達もこの軍の兵隊も苦しんでいる、我が総統もこれには納得がいかなかったらしい
今は総統室に呼ばれ、そこに向かっている
コンコン
ノックを2回する
zm「希です」
総統「入れ」
zm「失礼します」
重い扉を開け装飾の施された部屋が広がる、趣味の悪い…、ペコリと頭下げ前に出る
zm「御要件は」
総統「そう堅くなるな、お前には期待している成績も素晴らしい結果だ!」
…そう簡単に手の内見せるわけないやろ、俺が忠誠を誓ってんのはグルッペンだけや
zm「光栄です」
もうそろそろいいだろうか、こいつもこの国の害となる奴らを殺しても
総統「そんな君に提案なんだが……」
グルッペンは褒めてくれるやろうか、あぁはよ帰りてぇ゙
zm「はぁ゙、もうええやろ」
総統「は?」
もともと歪んだ顔を更に歪ませ目を見開いてこちらを見ている、忍ばせていたナイフを取り出し叫び出さない前に喉元を掻っ切る、鮮血が飛び散り顔や服に飛び散る
zm「…」
気持ち悪い、気にしている暇は無いので次へ急ぐこの前少し見た上官達は腐っていたのでそいつらも殺す、上官のいる所に急ぐ今日は会議なので全員集まっているはずだ、会議室の扉を勢いよく開ける
バンッ
動揺や俺の姿を見て絶望を露わにしている奴もいる、どうでもいいが
グシャッピチャッ
血が飛び散る音と肉が削がれる音が聴こえる、
血が雨の様に降ってくる
髪を濡らし服を濡らし、顔を汚す、誰も居なくなった部屋は血が滴り落ちる音が響く
やっと帰れる
gr視点
ゾムが長期任務に行って一週間が経つそろそろ帰ってくる頃だろう、ガタッと音を立てダクトが開く、書いていた書類から目線を上げ、ペンを置く、ここには書記長もいない、俺一人だけ、ゾムは、任務報告を早々と済ませた後は気分が上から下へと急降下していて物静かだ、血に塗れた自分を洗い流すためいつも部屋に籠もる、その為俺以外は長期任務後のゾムを見たことがない、俺は少しいい気分だがニヤリと口角が上がる
zm「グルッペン」
gr「あぁ」
zm「全員殺した、後は任せる」
gr「了解、任せろ」
そう言うと、ゾムは静かに、ここからのダクトはゾムの部屋に繋がっていないため総統室の扉を開け自室に戻っていく道中、誰にも会わなければいいな、そう思うがそれは叶いそうにないな、ドドドドドッと大勢の足音が聞こえる
バンッ
kn「おい!!あれ何やねん!!」
syp「グルッペンさんの部屋から出てきましてよね」
tn「むっちゃ驚いてんけど」
em「というか怖かったです!」
各自がそれぞれの感想を間髪入れずに言い放つ
gr「まぁまぁ落ち着け」
sha「落ち着いてられるか!」
no視点
ゾムが部屋を出た後何かゲームでもしていてのか、全員と鉢合わせた
全員、目を見開いてピクリとも身体を動かさない
血まみれで何時も笑っている口は閉じられ目は綺麗な黄緑に血の赤が混じって濁っている、サラサラとした髪は、血が固まりベットリとしている、顔を上げると色白の肌に真っ赤な血が付いている、その姿は何処か狂気的で儚い、アンマッチの二つだが目の前にいる者は二つとも持ち合わせている
zm「あ゙?」
ヒュッ
と喉が鳴った、そうこうしていられず、彼が出てきた総統室に全員で飛び込む
os「と言うことやけど」
ht「知っていたんだね」
gr「隠すつもりは無かったんだがな」
面白そうに低く笑うグルッペンに皆、安心していたり、トントンなどは呆れている
次の日そのことについて弄られたのは言うまでもないだろう
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