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“少しの時間でいいので会えませんか?”
このメッセージを見た瞬間、連絡先を交換したことへの後悔が脳裏をちらついた。
“会いません”
“私を選んでくれたのに、また合コンですか?”
……はっ?どういう意味だ?
“昨日、店を変えて参加していましたね?あそこは私の実家近くなので、女性二人と出て来る秋山さんを見かけました”
“私は秋山さんを忘れられないでいるのに…でも秋山さんから連絡があるまで我慢しようと思っていました”
“それなのに、二人の女性となんてショックです”
どんな誤解だ……こちらが返信しない間に、メッセージの受信が続いた。
“私、この前よりももっと秋山さんに満足してもらえるように頑張るので、会って欲しい”
“ダメですか?お願いします”
この前もかなり満足させてもらったが、もっと…?
知らないうちに見かけたって、写真とか撮られていないか?
そのどちらも確かめたいような気持ちが湧きあがり
“少し待って。連絡します”
と返信した。
そして、いつ会おうか……どこでホテルに入る?と考える数日。
その結果、風子とのルーティンセックスを忘れたのだけれど、もう今夜は面倒だな。
何年も夫婦をしていれば、こんな時もあるだろう。
……来週、佐野キミと会うか……