テラーノベル
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黒柳紫廻露(くろやなぎしえる)
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Episode 2
多少のあーる表現注意
「……うん。お兄ちゃんがそう言うなら、ずっとここにいるよ」
すちが大人しく胸に収まると、LANの胸の奥で、歪んだ愛おしさが一気に跳ね上がった。
従順で、儚くて、今にも消えてしまいそうな弟。
その言葉が本物かどうか確かめたくて、LANはすちの体をゆっくりと床に押し倒した。
「え……っ、らん、兄……?」
背中に冷たいフローリングの感触が伝わり、すちの瞳が少しだけ驚きに揺れる。
その上から覆い被さるようにして、LANはすちの両手首を優しく、だけど絶対に逃がさない強さで床に縫い付けた。
見下ろしてくるLANの瞳は、いつもの優しいお兄ちゃんのそれではなくて、ひどく熱く濁っている。
「らん、兄、手が痛いよ……?」
「痛い? ごめんね。でもね、すちが悪いんだよ。そんな顔して、俺を煽るから」
「煽って、ない……っ」
おっとりした声が、焦りで少し震える。
LANは自由な方の手ですちの白い頬をなぞり、そのまま形の良い唇を親指でなぞった。
「嘘つき。いつもそうやって、消えちゃいそうな顔して俺を不安にさせる。……お仕置き、しなきゃね」
「ん……っ!?」
拒む隙なんて与えられないまま、LANの唇が重なった。
最初は驚いたように身を硬くしたすちだったけれど、逃げられないと悟ると、すぐに諦めたように力を抜く。
深く、息が苦しくなるほどのキス。
すちの口内をめちゃくちゃに蹂移しながら、LANはすちの細い腰を自分のほうへと引き寄せた。
ようやく唇が離れたとき、すちの目は涙で潤み、頬はさっきの寒さが嘘みたいに真っ赤に染まっていた。
乱れた呼吸のまま、すちは弱々しくLANの胸元に手を添える。
「……お兄ちゃん、いじわる……」
「いじわるさせてるのはすちでしょ? ……ねえ、もっとお仕置きされたい?」
らんらんは、すちの耳元でわざと低く囁きながら、今度は首筋にゆっくりと唇を寄せた――。
次回♥️200💬1
コメント
7件
やっぱすちくん受けのお仕置きプレイ好きだわ〜 マジで想像しただけでうちもう死んじゃう!キスマつけられたんだろうな〜
めっちゃ痺れた…!😭💕 「お仕置き」ってタイトルからしてドキドキしたけど、中身がもう…っ!LANの歪んだ独占欲とすちの諦めにも似た従順さのバランスがエモすぎる…。キスを拒めなくて涙目になるすちとか、首筋に唇寄せるお兄ちゃんとか、全シーンがエモいんだが?!「いじわる」って言うすちの声が聞こえた気がしたよ…次回が待ち遠しすぎる、頑張ってください🔥