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3話目…早すぎィ
注意
この小説は、主のOCがいろいろするものになっています。
苦手な方は読むのをご遠慮ください。
プロローグ
時は紀元前X年、大規模な災害が発生した。
それにより生まれた変異種の人数は5億人を超え、今も年平均200人以上のペースで変異種は産まれ続けている。
そして、その中でもごく1%の確率で、体編変症(ていへんへんしょう)を発症する者が現れ始めた。その名の通り、体の構造が変わるらしいのだが…
1章 体変編成
3話
「うぅ…スースー…する?」
私の名前は海魔碧、さりげなく一人称私になった元ショタだ。
今私は、しょこらという奴に女子中学生用の制服を着させられている。
「鬼魔…こんなのよく着てられるな。」
「そうか?私も正直スカートは嫌いだ。スースーする。」
そうなのか、意外だ…しかし気になる。
「じゃあなんで履いてんだよ…」
「え?しょこらに履けって言われたから?」
まじか、これで鬼魔もスカート被害者同盟だな。…なんだそれ。
「嫌なら変えてもいいって言ってるのにねぇ、これでい
いって聞かなくて」
「いいって言ってるだろ。お前のせいでこれに定着しち
まったんだからよ」
まじでとことん被害受けてるやん。
「それじゃ、行ってらっしゃい碧ちゃん」
「碧ちゃん言うな」
こんなんで大丈夫かなぁ…特にトイレとか…
まあ、そん時は鬼魔に助けてもらうね、言うまでもない。
…はい。すんません。
「へぇ〜でっけえなぁ」
確かにこの学校はでかいね、言うまでもない。
「こんなでかい学校行ってたんか鬼魔は…」
「まあ女子校なんだけどね」
「いいよ、共学だと色々面倒だし。それより、ここって
学食ある?無いならいいんだけど」
「あるよ。忙しくて弁当持ってない人もいるから」
あぁ、確かにな。今の人間にはそういう事情を持った人もいるんだっけか。
そういう人を助けるのも、私ら神の仕事ってもんじゃ無いのか?
ああ、鬼魔は死神か。
どちらにせよ(?)、学食があるのはいいことだ。
俺みたいな飯作んのが面倒な奴にも丁度いい。
…とそんなことを考えていると、学校のチャイムが鳴ってしまった。
「うわ、遅刻だ」
「早く行こうぜ。同じクラスだろ?」
さあ、新しい生活の始まりだ。
さて、転校生として紹介されるんだが…
「教頭さん…何ですかこの酷く興奮状態の空気は」
「転校生が来ると聞いてウキウキしているんだろう。中
身は男なのになぁ」
「うるさいです」
そう言ってから、中にいる担任の合図で教室に入る。
…ここまでは普通だった。そう、ここまでは。
「!?」
教室の中は、とても教室とは呼べない状況だった。