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※センシティブシーン・ワードあり
仁人「うん、良いよ。」
正直、好きでもない人に嘘を吐いて罪悪感。
仁人は多分真っ直ぐに受け止めてくれているのだろう。
勇斗「…ありがとう。えっと…でなんだけど…今日俺ん家来ない?」
仁人「えっ、あっ…まあ、良いんだったら…。」
なるべく足早に事を終わらせる為に誘ってみる。
だが…ここでの一番の問題は気まずさでもムードでもなく、
勇斗の童貞が仁人に奪われてしまう事だ。
勇斗(なんで初めての相手がこんな男なんだよ…どうかしてんだろ。)
仁人「あ、でも…付き合ったからって変な事しないでよ?」
勇斗「あぁ…うす(笑)」
勇斗(なんだコイツ…上からだな…。)
ー勇斗宅ー
勇斗「ただいまー。」
「おかえりー。あれ、なんか初めて見る子だね。名前は?」
母が濡れた手をタオルで拭きながら出てきた。
仁人はあまり困る事無く、
仁人「吉田仁人です。お邪魔します。」
とだけ。
特に困った素振りやボケなども無しに。
「宜しくね。…勇斗、部屋片付いてるの?」
勇斗「うーん…まあ。」
「…汚いと思うけどごめんね。」
仁人「あっ、いえいえ全然…。」
時刻は18時半…ここから一つもしゃべった事無い仁人と何すれば良いのか全く分からない。
勇斗(コイツが好きそうなの…漫画とかか?いやでも俺そんなマイナーなやつとか知らねー…。)
勇斗「ま、まあ上がってよ。」
階段でも会話は無し。
ただ仁人はちょこちょこ着いてくる。
勇斗「…ここ。どうぞ。」
仁人「あぁ、ありがとう…って、本当に散らかってるし。」
勇斗「それは…まあ?(笑)気にしないで入って入って。」
仁人「お邪魔しまーす。」
入ると静かに扉を閉める。
勇斗「えっと…今日さ、俺ん家泊まるんでしょ?」
仁人「うん。だってそっちから誘われたからね。」
勇斗「意味分かってんの?恋人の家に泊まるんだよ?」
仁人「あー…まあそれなりには…。」
勇斗「そっか…そりゃそうか。」
仁人「…話変わるけど、これ何?エロ本ってやつ?」
勇斗「えっ?あ、ちょ!」
勇斗は咄嗟にベッドに鎮座しているエロ本を隠そうとした。
だが、それより先に仁人が取ってしまった様だ。
仁人「ふーん…。」
勇斗(真顔でパラパラ捲って何が良いんだよ…。)
勇斗「はぁ…なんだよ。それくらい当たり前だろ。」
仁人「じゃあさ…僕とこういう事したいと思ってるって事?」
気まずさに何も答えられない。
勇斗「いや…あの…」
仁人「僕のこことか、こことか、あとあそことか。触ったり舐めたりしたいの?」
勇斗「ちっ、違くて…。」
ジリジリと間を埋められ、遂にはお腹同士が当たりそうになるくらいまで近づく。
仁人に体を触られて何とも思わないし、言えない。
仁人「…なんか当たってるよ?」
勇斗「えっ…あっ、ごめんちょっと待って…。」
仁人「隠さなくても大丈夫だから。」
少し肉のついた太ももが間に挟まる。
仁人は上目遣いであそこをグリグリ攻めながら言った。
仁人「それともさ…舐められたい?もしかして攻めたい派?」
勇斗「だからやめろって…。」
仁人「別に正直で良いのに…もうこんなになってんだから。」
先っぽを指先で撫でられると我慢の糸が切れそうになる。
仁人「僕、こんなに硬くなってるの見た事ないなぁ(笑)勇斗恥ずかしくないの?」
勇斗「よ、呼び捨て…。じゃなくて、ほんとに大丈夫だから…。」
ニヤついて仁人は学ランのボタンをゆっくり外し始めた。
肌を透き通るようなワイシャツが性の興味を唆る。
ワイシャツのボタンを一つ外すだけでも息を飲んでしまう。
仁人「…勇斗からもリードしてよ。」
勇斗「……もう無理かも、舐めて。」
仁人「どこ舐めて欲しい?上?下?」
勇斗「下だけど。」
ジーッとチャックの音が入る。
まだベルトは外さずに、社会の窓から出るそれを撫でられた。
仁人「僕、初めてだけど頑張ってみる。」
ベルトが軋んで解ける。
すると仁人の舌が先に着いてチロチロと舐めて来た。
気持ち悪くもこそばゆくて気持ち良い。
勇斗「…ちょっ…じんっ、咥えて…。」
仁人「へへっ…。」
舌先で包むように咥えられ、吸われるので何も我慢が効かない状態になってしまう。
勇斗(あ…でもこれ動画にしなきゃ…。)
隣にあったスマホを取って上から仁人が咥えている所を勝手に撮影し始めた。
仁人も気付いたように上目遣い。
ムードも盛り始めた頃、ノック音が聞こえた。
「勇斗ー?入るよ〜。」