※センシティブシーン大あり
「勇斗ー?入るよ〜。」
勇斗「ちょっと仁人こっち!」
小声で指示し、なんとか免れようとする。
カチャッ。
勇斗「なっ、何?」
「あれ?仁人君は?」
勇斗「今トイレだと思う!」
「あらそう。お茶、どうぞ。」
勇斗は仁人に咥えられたまま、布団を被ってベッドに座っていた。
なんとか母にはバレていないようだが、何故か仁人が口を離さない。
勇斗「あ、うん。ありがとう。」
「勇斗、元から仁人君と仲良かったっけ?」
勇斗「え?いや、最近仲良くっ…なった。」
勇斗(おいおいやめろよ…そんなのされたら死ぬ…!)
多分仁人が頭ではなく舌を動かして攻めているみたいだ。
「ふーん…じゃあ、晩御飯出来たら呼ぶね。」
勇斗「わっ、分かった…。」
パタン。
勇斗「…ちょ、仁人っ…それやめろっ、よ…!」
仁人「?」
少しきょとん顔で見つめてくる。
勇斗「あっ…まって…出るっ、仁人どいてっ…。」
仁人「っ、出していいよ?」
そう言うとまた口で扱き出す。
もう勇斗も限界。
勇斗「…はぁっ、あっ、出るっ…仁人…。」
そうすると仁人の口の中に白濁液が送られて来た。
仁人も少し苦い顔をしている。
勇斗「ご、ごめん…。」
仁人「…ん、こへのんへほひぃ?」(これ飲んで欲しい?)
勇斗「あ…うん。どんな味?」
仁人「んー、不味い。」
口周りの涎を拭って股から近づいて来る。
仁人「お母さんが来る前に僕のも慣らして?」
勇斗「えっ、は?えっと…何するか何となくは分かるけど…。」
仁人「うん…それで良いよ。」
勇斗「じゃ、じゃあ、脱がすよ…。」
仁人は勇斗と逆になってベッドに身を任せた。
少し震えた指先がワイシャツを脱がし、仁人の上半身が見える。
次にベルトを外そうとすると、仁人の方も勃っているのが分かる。
カチャ…。
ベルトの乾いた音が響いた。
仁人の上半身も下半身も初めて見た。
仁人「ちゃんと指、唾で濡らしなよ。」
勇斗「わ、分かってるし…ん、挿れるよ。」
まずは中指だけ…と思えば指二本ほど入りそうではないか。
勇斗(あれ…?これが初めてじゃないの…?)
仁人「あ…そっか。僕…普段から、な、慣らしてるから…ちょっとで大丈夫…。」
勇斗「えっ…わ、分かった。」
衝撃の事実に耐えながら指二本がするっと入った。
勇斗「どう?…ここ?」
仁人「あっ、もうちょっと奥…。」
勇斗「…ここらへん?」
仁人「んっ…そこ…。あっ、勇斗っ…まだまって…?」
ぐちっ、ぐちっ、と指を速めていく。
もう挿れても良いのではと思う程。
仁人「ん”ぐぅっ…はっ、勇斗、もう挿れても良いっ、よ?」
ぐちっ、ぐちゅっ、ぢゅぅっ、ぢっ…
勇斗「…良いの?」
仁人「うん…。」
勇斗(あ、カメラつけっぱで置いてた…。)
右手にスマホを持って接合部と仁人の全体とが写るようにした。
勇斗「挿れるよ。」
仁人「うんっ…あっはぁっ…ゆっくり…ゆっくりね…?ゆ”っ…あ”ぅっ…。」
勇斗「はぁっ、はぁっ…ぁ。」
※割愛※
ーその夜ー
『はやとーそろそろヤったかー?』
グループLINEに一通。
勇斗(そういえば動画か…。)
今居るベッドの隣には裸で横たわる仁人。
もう電気も消して寝息が聞こえてくる。
勇斗『すぐ消すからな』
『動画を送信しました。』
すぐに既読が全員分付き、そのすぐにはもう動画を消した。
『お前マジか』
『え、初めてでゴム無しってマジ?』
『てか吉田の裸初めて見た』
思ったよりいじられずに皆引いているみたいだった。
ー翌日ー
「うぃ!勇斗童貞卒業おめ〜。」
勇斗「お前っ、声デケェって…。」
勇斗のグループLINEに居た友達は勇斗の事をからかいはするものの、情報をバラすような事は無かった。
「てかさ…正直どうよ。」
勇斗「は?何が?」
「何がって…仁人の事だよ。正直エロいとか思っちゃった説。」
勇斗「いやっ、思ってねーわ!」
「なんだよ〜しょーもねっ。え、じゃあさ、あいつどう?中気持ち良かった?w」
勇斗「えっ…まあ、まあまあ…。」
「うぇーいwなんか恥ずかしがってんじゃーん。」
「あっ、おい…さっきの真田に聞かれてたぞ…。」
勇斗「え?真田って…あのD組の?」
「あいつ、新聞部でさ。色んなデマ情報とか恋愛事情とか好きなんだよ…。裏新聞って知らない?」
勇斗「うわっ…何それ。」
「一つ百円の新聞なんだけど、掲示板のやつじゃなくて恋愛とか噂とか、ゲスネタだらけのやつがあんだよ…。」
「生徒にも人気だから今週は背後に気を付けろよ。」
勇斗「あぁ…うん。」
コメント
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凄い好きな作品です! 続きが見たいです!