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ひたむきに、あなたへ

26 - 第2章 教育係と研修生 第26話

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2025年09月06日

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午後、ロビーで待機していた華に、ひとりの小さな男の子が近づいてきた。

「お姉ちゃん、暇そうだね。なんかやって!」


突然の無邪気な声に、華は目を瞬かせた。

「え、えっと……じゃあ、マジックでもしようかな」


そう言ってポケットからハンカチを取り出し、手の中にぎゅっと握り込む。

「いーち、にーい、さーん……消えろっ!」


ぱっと手を開く――しかし、そこにはしっかりハンカチが残っていた。


「お姉ちゃん、下手くそ〜!」

「ごめん~! なんでか上手くいかないよぉ!」


男の子の笑い声に、ロビーがほんのり和んだ。

少し離れた場所からそれを見ていた律は、思わず口元を緩めていた。

――初めて、彼が華に向けて見せた“微笑み”だった。

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