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涼架 side
元貴の状態が落ち着いたというので、面会に行った
ガラガラッ
[元貴、大丈夫か?!]
「ん、へーきへーき、!落ち着いた、」
『……、』
「…あんさ、」
「俺、、余命1年なんでしょ」
[…そう、だな。]
「ねー、吃驚だよ!昨日まで普通にリハしてたのに。…なぁ~ッ、」
「りょうちゃん、?」
『…っ、』
「りょうちゃん、、ねぇ…」
『もときッ…泣』
『ごめんっ”…僕がちゃんと体調気付いてたらよかったのにッ、!僕のせいだ!ごめんなさいッ”…泣』
「……、」
[りょうちゃん…]
「りょうちゃん?」
『ごめんなさいごめんなさいッ”~~っゲホッヒュ、泣』
[りょうちゃんっ、ちゃんと息吸って…]
「りょうちゃん。」
『ごめんなさいっ…はッ、ヒューッぅ”、、泣』
「涼架ッ!!」
『ヒュ、っ…?!泣』
「りょうちゃん、聞いて。」
「俺ね、ほんとに昨日まで体調何ともなかったの。急にだった。」
「だから自分でも気付けなかったし、もちろんりょうちゃんにも気付けなかった。」
「しょうがなかったんだよ、これは。誰も悪くないの。」
『~~っ泣』
「だからね。」
「最期の日まで、俺をりょうちゃんで彩って欲しいな。いい、?」
『もと”き”…っ泣』
『……ッわか”ったよ”ぉ…泣』
「はは、ありがと~笑」
<すみませーん、面会終了時間になります~
「りょ、ちゃん…いい加減離れなさい、笑」
[面会終わりだってさ、帰ろ?]
『~~っグスッ』
「また明日来てよ!ね?」
『うん”ッ……泣』
「めっちゃ泣くやん笑」
[りょうちゃん…っ笑 元貴の言うことは聞くみたい笑]
『グスッ…かえる”、』
「ばいばい、!」
『ばいばい、』
「若井も、ありがと。りょうちゃんのことよろしくね。」
[まかしとけ!]
こうして、元貴の病と共に過ごす日々が始まった