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ご本人様関係 ✕
地雷 🔙
瑞さんが病んでます 。
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死にたい 。 消えたい 。
色んな感情が混ざり合って 、ぐちゃぐちゃになって 、何が正解かわからなくなる 。
そうなるとその一歩が踏み出せなくなって 、大事な道から少しずつ外れてゆく 。
あ〜 …死にたい 。
『学校休んじゃった 、』
夏休み明け 。 蝉の声も聞こえなくなり 、しんとしたこの部屋がこさめを包みこむ 。
散らばり切った夏休みの宿題 。 日記は少し汚れたクレヨンで黒くぐちゃぐちゃになってほったらかし 。
『ご飯食べないと … 、』
ベッドから出ようとしたけど鎧のように体が重い 。
お腹は空いているのに 、 でも無理にでも食べようという気にはならなかった 。
時間がゆっくりと進んでいく 。
なにをしようにもやる気が出なくて 、なるで感情がないロボットみたいな 。
『楽になりたいなぁ』
死んだら何も考えなくてすむ 。 壊れた友人関係も 、死んだらそんなことを考えなくてすむ 。
そう考えると心がもっと重くなって 、首を締めたくなる 。
「ここにご飯おいておくわね」
夜になって 、こさめのお母さんが扉の前に来て喋りだす 。
今日何があったのか 、あとは先生がいらっしゃったとか 、
「いるま先生がゆっくりでいいんだからなって言ってたよ」
優しい声でゆっくりと聞きやすい声で口を開ける 。
こさめはこんな家族を持ってよかったと思う 。でもやっぱり凄く申し訳ない 。
世の中暴力振るわれたり 、いじめられたり 、そんな悲しい子が居る中でご飯は食べれてみんなから愛情を注いでもらえるこんな環境に 、凄く申し訳ない 。
『うん 。ありがとう 、』
その時の一人のご飯は冷めてて 、寂しかった 。
9月の初め 、大事な友達が ✘殺したと聞かされた 。
最初は信じられなかった 。 だって✘殺しそうな人じゃなかったから 。
普通の家庭で少しやんちゃってだけで他は普通 。
『あ〜 …こさめも死にたい … 』
黒い感情が再び出てくる 。
死にたい 死にたい と口に出して 、どうせ死ねないのに 、
こんな自分が嫌になる 。
なんで生まれてきたんだろ 、
ネガティブが発言がこさめの心をもっと弱らせる 。
いつかこのクソみたいな体を見に投げられたら 、
なんて妄想をまたこのしんとした部屋でそっと呟く 。
『あ〜 … 死にたい 。』
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夏休みが終わった9月初めが最も✘殺した方が多いんですって 。