第1章
次に私が目を覚ますと私は知らない場所にいました。
私は大きなベッドに横たわっていました。
私はとりあえずベットから立ち上がり、近くの大きな鏡の前に立ちました。
そこに写ったのは、私とは違う別人でもあり、私がよく知っている人でした。
白い髪、クリオネの耳、色黒な肌。
この特徴を持っているのは、ワールドズのキャラクターの1人、
貴族の教育係で最強の能力、無個性の能力を持っている、影が薄いキャラクター。
実質MOBみたいなものですね。
私はそんなキャラクターの陽丸としての人生を送ることになりました。
どうやって生きていきましょう。
そんな事を考えていると、ドアがコンコンと叩かれる音がしてきました。
「陽丸くんいる?」
その声は男性か女性か分からない中性的な声でした。
ここの城のキャラクターなら仲間だと私は思いドアを開けました。
ドアを開けた先にいたのは、黒髪ショートのメガネを身につけた10歳程度の子供。
私はその人物に心当たりがありました。
おそらく特徴から、ワールドズの主人公、キキネ。
性別がないので中性的な声は納得出来ますね。
それよりも、何か用があるのでしょう。
私はその理由を聞きました。
「キキネさん、何の用ですか?」
「実はね陽丸くん、鬼花ちゃんがね君の事呼び出してるんだ。」
鬼花ちゃん……?
あの人確か、
次期国王候補でしたよね?
コメント
2件
良 い な ぁ 小 説 の 才 能 あ る の(音割れ) マリオ「るっさい。」