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USJのホラーナイト
写真撮影を終えた後は近くのカラオケ店へ3人で行った。
大阪という場所だったので、3人が一緒に『W』の名曲の『ええじゃないか』を歌い、熱狂した。
その後、『A』の曲の『唱』を3人で歌いながら踊るなどハイテンションだった。
その後、3人は近くのビジネスホテルで『A』の曲の『唱』を流してダンスを練習した。
その夜はベッドで眠りについた。
一方で、カラスはベッドから起きて、自分のリュックの中から苦手科目の世界史の教科書を取り出して、スペイン王国誕生の歴史を勉強していた。
カラス「アラゴン王国のフェルナンド2世とカスティーリャ王国のイサベル女王が結婚したことで合同統治してスペイン王国が誕生した。しかも、カスティーリャ王国のこの名前は日本の戦国時代の南蛮貿易で輸入された『カステラ』というお菓子の語源か。面白いな。しかも、『イサベル』と『イザベル』はどちらでもいいのか。スペイン語、フランス語、ポルトガル語圏で使われている名前か。英語やイタリア語では『イザベラ』というのか。元はヘブライ語起源のエリシェバ(エリザベス)という名前が派生した言葉で意味は『神に誓う』、『神に仕える』、『神に捧げられた』というのか。」と黙々と勉強した後、教科書をベッドの近くに置いて、翌日に向けてベッドでぐっすり寝ていた。
翌朝、3人はタクシーでUSJに向かった。アトラクションを楽しみ、夜のハロウィーン・ホラーナイトに参加した。Zたちがタウンに登場した。特に『ピエロ・Z』や『日本人形・Z』といった多種多様なZたちが登場した。
Zたちが集合してお客様たちの前で現れると同時に、音楽が流れた。その時、陽理が「今だよ!」と叫び、カラスと愛の手を掴んでZたちのところへ駆け寄った。3人はZたちと一緒にAの『唱』を歌詞通りに踊り始めた。
それを見ていた他の客たちは、3人を不気味だと思ったものの、その見事な踊りに感銘を受け、拍手喝采を送った。なぜなら、3人が東京フリーク区出身であることと、独特な雰囲気で、不気味でありながらもかっこいいダンスを披露していたからだ。
※続編に出てくるTという青年が心の声で言いました。「ついに、Zと3人のバケモンが踊りを通してコラボしたぜ!特に青白い見た目で黒い服を着た不気味な女の子。高校生くらいの。私にとってはすべてを捧げる『マイ・エンジェル』だ!正に究極のアイドルだ!私と似た者同士だ!次はナンパしてその女子に会いたい!」と。
他にもある女性のことを考えた。
「私と同じ児童養護施設に入ったロシア人女性の『エカチェリーナ』は元気にしてるかな?里親生活楽しいのかな?性格も外見も良くて、学校ではクラスのマドンナだったし、生徒会長もしてたな。成人式で着物を着て、ステージに立つのかな?私は行かないけど」。と
何気ない日常と東京に帰る時
USJのホテルに戻り、ベッドの上でくつろいでいると、愛が唐突に尋ねた。「二人とも、学校は行かなくていいの?」
「今は冬休みで実家に帰省中なの。ね、カラス!」陽理が楽しそうに答えた。
カラスも「そうよ。私たちは**『空前絶後・エキセントリシティ学園』**の生徒だから」と続けた。
愛が「どんな学校なの?」と興味を示すと、陽理は「全寮制と全日制、通信制がある特殊な学校だよ。私とカラスは全寮制なんだけどね。あなたも来ない?」と愛を誘った。
愛は一瞬、複雑な表情を浮かべた。心の声では「人を殺し、欺いてきた50歳で、10歳の見た目の私が『空前絶後・エキセントリシティ学園』に入れるわけがない」と、嬉しさと悔しさが入り混じっていた。見た目へのコンプレックスから、新しい場所でいじめられるかもしれないという恐怖も感じていたのだ。愛はバレないように表情を変えず、「私は10歳の女の子だから、大丈夫だよ。ありがとう、陽理!」と断った。
カラスはそんな愛を疑い深い目で見ていた。心の声で「本当に10歳?喋り方や振る舞いが違う。怪しい」とつぶやく。しかし、この場で愛の正体を問い詰めても、場の雰囲気を壊すだけだと察したカラスは、あえて愛を泳がせることにした。愛がどんな人間なのか、その本性を探るために。
カラスは心の声でこう決意した。「東京に帰って、夕食を済ませたら、愛が寝た隙に部屋に入ってやる。愛の持っている証拠や手がかりを使って、その過去と計画をすべて暴いてやる」
何気ない会話を楽しみ、三人は眠りについた。翌朝、ホテルのビュッフェで朝食を済ませ、大阪城や大阪万博を訪れるなど、大阪ならではの楽しみを堪能した。
その後、三人は東京へと戻った。黒井家に着くと、陽理と別れた。陽理は「大阪旅行、本当に楽しかったわ!愛!カラス!」と感謝を述べた。カラスは「また学校で会おう」と簡潔に答え、愛も「またね!」と笑顔で別れの言葉を告げた。
コメント
3件
リオンです。関西と関東のエスカレーター文化の違いから入る導入、めちゃくちゃ好きです。そういう“世界の仕組み”の細部がしっかり組み込まれているのが、この作品の魅力だと改めて思いました。道頓堀の人情あふれる店の描写も温かくて、キャラクターたちの空気感が伝わってきました。特にカラスが美味しそうに食べる場面、あのギャップにぐっときます。USJのゾンビと一緒に踊る展開、意外性と不気味さとカッコよさが混ざっていて、読んでいて「こう来たか!」と声が出ました。次が気になります。