side💚
俺たちのグループに、新しい仲間が加わることになった。
迎えた顔合わせの日。
🧡「初めまして!向井康二です!」
🖤「目黒蓮です。よろしくお願いします」
🤍「ラウールです!」
3人は緊張しながらも堂々としていた。
特にラウール。
まだ15歳で、身長は175cmくらい。
でも、手足が長くてすでにモデルのような体型をしていた。
(若いな……)
俺たちの中では俺が最年少だったけど、ラウールはさらに10歳も下。
最年長のふっかと佐久間と比べたら11歳も差がある。
高校生がこのグループに入るなんて、正直なところ、少し想像がつかなかった。
🩷「よろしくな、ラウール!」
佐久間が笑顔で手を差し出すと、ラウールはちょっと照れくさそうにしながら握手をした。
🤍「はい!よろしくお願いします!」
💛「お前、ダンス得意なんだって?」
照が興味深そうに尋ねると、ラウールはキラキラした目で答えた。
🤍「はい!ストリートダンスをやってました!」
💛「へぇ……ちょっと踊ってみせてよ。」
一瞬驚いたような表情を見せたが、ラウールはすぐに頷いた。
流れ出す音楽。
ラウールの体が軽やかに動き出す。
ステップのキレ、ダイナミックな動き、そして表現力の豊かさ。
……これは、すごい。
☃️「すげぇ……」
誰ともなく声が漏れた。
俺も言葉を失っていた。
🩷「やば……これ、絶対ファン増えるやつじゃん」
佐久間がぽつりと呟く。
💚「うん……最年少、すごいね」
俺も思わず感心してしまった。
年齢とか経験とか関係なく、すでに彼は”魅せる”力を持っていた。
それは、俺たちが何年もかけて培ってきたものとは、また違う種類のものだった。
——新しい風が、Snow Manに吹き込まれた瞬間だった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!