テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
お正月ストーリー
ゆり組
だてなべ
地雷さよなら
大晦日の夜は君と
大晦日の夜。
静かなリビングには、こたつの中で向かい合って座る二人の姿
💙ねぇ涼太、眠くないの?
渡辺が湯気の立つカップを両手で包みながら、首をかしげる
❤️眠いけど…翔太と一緒に年越ししたいからね
宮舘は、落ち着いた声で渡辺に微笑む
幼い頃からずっと一緒にいることが当たり前で、気づけば自然に隣にいることが多かった
そして今は――
2人は恋人同士。
関係性が変わっても、お互いの呼び方も、距離感も、昔のまま
渡辺は少し照れたように目線を逸らす
💙昔から変わんないよな、涼太って
❤️事実を言っているだけだよ
そう言うと、宮舘はこたつの上にそっと手を伸ばし、渡辺の指先をやさしく絡める
温かくて、安心する
紅白のテレビの音が小さく流れる中、2人だけの静かな世界
気まずいなんて思ったことない
だって一緒にいることが当たり前すぎてもはや空気のような存在だから
💙今年も、一緒に年越せてよかったわ、
渡辺が、小さく呟く。
❤️俺もだよ
宮舘の言葉は、落ち着いているけれど
そこに込められた思いは揺るぎない。
渡辺は照れながら、小さくため息をつく
💙そういうとこ、ずるすぎ…//
❤️いつになっても翔太は変わんないね笑
💙当たり前だろ
その瞬間、お寺な鐘とテレビのカウントダウンが重なった
―5
―4
―3
―2
―1
❤️翔太あけましておめでとう
💙おめでと…
そう言って、自然と顔を見合わせる
しばらく見つめ合って
宮舘が渡辺にキスを落とす
💙んっ…//!?
❤️今年初めてのキスはどう?
💙…ばかっ//
宮舘に肩を預け充電が切れたかのように眠りに落ちる渡辺
幼なじみとして過ごした長い時間
恋人として重ねていくこれからも
新しい年はゆり組の甘い空気に包まれながら
静かに幕を開けたのだった