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Ru_らだち☆_
95
あまおう
73
ホウ酸
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「⋯え」
あれからしばらくしたあと。
スマホを見ていたぴくとが固まった。
「どうした?」
「……いや」
珍しく歯切れが悪い。
「これ見てください」
差し出された画面。
そこには。
一枚の写真。
顔のない人型。
「は?」
思わず声が出た。
「これ……」
昨日の。
学校にいたやつだ。
「どこ?」
ぐちつぼが聞く。
「これ、霊能者界隈のSNSの投稿なんすけど」
ぴくとは少しだけ沈黙して。
「写真の場所は、⋯」
答えた。
「北海道」
「遠っ」
次。
別の写真。
名古屋。
大阪。
福岡。
全部。
同じ。
「……いや待て」
あるひとつのことに気付いて、背筋が冷える。
「増えてる?」
「たぶん」
ぴくとの声が低い。
「しかも」
画面が切り替わる。
動画。
数秒だけの、画質の粗い簡素なもの。
それに、映っている。
顔のない人型。
その胸が裂ける。
中から。
黒い塊が見えた。
動画はそこで終わる。
「……核」
俺が呟く。
ぴくととぐちつぼが同時にこっちを見た。
嫌な予感しかしない。
世界で。
昨日と同じことが起きている。
そして。
俺たち”霊能者”だけが、
それを知っている。
”モンスター”が、世界にどれほどの影響を与えるかは知らない。
けれど、なんとなく。
このままではどうしようもない気がした。
NEXT=♡1000
コメント
2件
なんか…大変よろしくないことになってるのは分かる この先どうなるんだろうか…不穏だな…