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なよ
2
いちご飴
115
841
ひな🎯💤
70
深雪汐「かきたいよくがすご〜い。それではスタート!」
ご本人様とは関係ありません
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エセ関西弁⭕️
BL⭕️
こえれる
苦手な人はブラウザ🔙
嘘がバレる瞬間は、意外とあっけなく訪れた。
ある日、れるちが仕事で留守にしている間、僕は部屋の片付けをしていた。
クローゼットの奥も整理していると、古びた一冊のアルバムを見つけた。何気なくページをめくると、そこには高校生時代の僕とれるちの姿がたくさん写っていた。
『れるち!高校卒業おめでとう!」
裏面に僕の字で書かれたメッセージ。笑顔の2人の距離は、今の「恋人」としての距離じゃない。肩を組んで笑い合う、どこからどう見ても、ただの仲の良い『幼馴染』の距離だった。
胸が嫌な音を立てて鳴る。
引き出しの奥を探ると、交換日記の様な古いノートを見つかった。そこには、僕の淡い片思いの記録ーーではなく、れるちの文字でびっしりと書かれてた、僕への歪んだ恋心が綴られていた。
『こえくんは今日も他の奴と楽しそうに喋ってた。れるだけのものにしたい』
『幼馴染の境界線が邪魔や。どうしたら、こえくんの特別になれる?』
最後のページには、数ヶ月前の日付でこう書かれていた。
『もし、こえくんがれるを1人の男として見てくれへんのなら、いっそーー』
こえ🌸「………あっ」
その瞬間、脳の奥でパチンと何かが弾けた。
濁流の様に押し寄せてくる、本当の記憶。
僕とれるちは、付き合ってなんかなかった。
れるちはずっと僕に異常な程の執着を抱いていて、僕はそれに気づかないフリをしていた、ただの幼馴染。
正式に想いを告げられた事なんて、一度もなかったんだ。
事故で記憶を失った僕の前に現れた彼はーー僕を自分のものにする為に、最悪の嘘を吐いた。
ガチャン、と玄関の鍵が開く音が、静まり返った部屋に重く響いた。
コメント
1件
アルバムと日記で一気に記憶が戻る展開、すごく好きです。れるちの歪んだ執着が日記の言葉で生々しく伝わってきて、そこから「付き合ってなかった」という真実に辿り着くまでの流れが自然で、伏線としても綺麗に回収されていました。最後の「ガチャン」で一気に緊張が走る演出、鳥肌立ちました…。今後の対峙が怖いけど読まずにはいられないです。