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廊下に出てめぼしいものはないかと他の部屋を探したがなにもなかった
もうここらへんはあとトイレくらいしかないな
そこのトイレは、トイレと呼べるのかわからないくらい草で生い茂っている
こんな状態になるまで
一体俺はどれくらい眠っていたんだ、、?
目覚めたら俺はカプセルの中にいた
ちょうど人が1人入れるくらいの大きさのカプセルだ
そのカプセルの中には保存食やら紙やらが入っていて、その紙の内容は
「このカプセルの中には一週間分の食糧と水が入っている。しばらくは生き延びれるはずだ
お前が目覚めた世界はどうなっているか大方予想はつく、こっちは今大変なことになりかけているからな
あまり俺には時間がない、今お前に伝えられる情報と言えばこれだ
『この町で1番大きい家を探せ、そこに何か希望がある』
これが一週間前
食料はだいぶ節約してまだ余裕がある
だがこの食料が尽きたらいよいよ危ない
この家に食べ物があることを祈ろう
次は2階だ
あの家政婦の手記を見る限りなにかがあるに違いない
これで何もなかったらすごいもんだ
だいぶ足場が劣化していて階段を一段一段登るたびにキシキシと音がする
少し心配になり慎重に登る
やっと登り終えた
廊下を見渡したがめぼしいものはない
部屋に入ってみるか