テラーノベル
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ln「、、、なにここ。」
il「事務所、」
ln「、、、わかんね。」
il「ほんと何したら思い出すかな、」
色々試した、仕事、家、思い出、全て。
全部「わかんない」そう言われたら打つ手がなかった。
ks「動画もみたもんね。」
ln「、、、タッ 」
st「ちょ、らんらん!?」
ln「、、、ちがう、」
mk「うぇ、、、、?」
何かを探すようにわかってもない事務所内を探し回るらん。
なにか思い出すかもしれないという希望で俺らは黙ってついていった。
ln「あったッ“ニコッ」
il「は、、」
それは、更衣室の中にあった 、
俺らの集合写真。
正確には、沖縄でらんが撮った5人の写真。
そこにらんはいない。
俺らがふざけて撮って、なんか言った写真だ 。
ln「、、、これっ、大事なやつ、だから。」
nt「、、、それにらんは映ってない、」
nt「なんで全員じゃないの。」
nt「なんで、それを探すの。」
nt「なんでッ“思い出せないのッ“!!?」
st「落ち着いてッ“」
ln「、、、なんでだろ、」
そこには、薄っすら浮かべた笑顔。
嫌な笑顔だった。
あれから一ヶ月、らんは仕事に復帰し、今は普通に事務所に通ってると聞いている。
それでも記憶がないのは事実のため、
俺らはほぼ毎日、休み時間に思い出話をした。
ks「ってことがあって、らんくんえろいマッサージしてたんだよ。」
nt「やめろw」
st「暇ちゃんがその話題止めるんだw」
nt「俺も行きたいのに、行ったら振られるんだろ?!」
il「えろいマッサージ?w」
nt「おい。」
ln「、、、。」
mk(上の空すぎ、聞いてるのかな?)
st「もぉ、らんらんもみこちゃんも聞いてる!?」
mk「うぇ、聞いてる!」
ln「、、、。」
il「こいつは聞いてないだろ。」
ln「聞いてるよ、」
話聞いてなかったのはどっち?
ln「、、、先戻る。」
st「ぇ、ちょ、、」
ks「らんくんさ、記憶なくしてから、人が変わったよね。」
nt「それは仕方ないんじゃねぇの」
il「にしては変わりすぎ。」
st「どっちが好き?」
il「、、、今のらんは消えそうで怖い」
nt「それは同感だ。」
mk「うぇ、二人が、、、」
il「んだよ。」
mk「うぇ、なんでもない」
ある日オフィスでスタッフが言った、
「そういえば、らんさん、前の資料って」
ln「ん?ぁー、、、全部片付けた。」
ln「まとめて、提出したからもう大丈夫」
「仕事、早すぎません?」
ln「、、、そうか?」
ln「“前“と変わらん。」
その前はいつの前なのだろうか、と思ったと同時にらんが吐いた言葉は
ln「そろそろここ辞める準備整ったっしょ?」
il「は?」
ln「ぁやば、」
ln「スタッフさん、場所変えy」
il「まてよ、辞めるってなんだよ、、、」
il「んな話1ミリも聞いてねぇぞっ“!?」
ks「んぁー、どーしたの。」
st「怒鳴って、怖いよー?」
nt「通路で立ち止まんなー。」
mk「うぇ、なに???」
ln「全員集合ー、ww」
「笑い話じゃないっすよ、」
「もうバレたこと隠せないっすよ、」
ln「ぇー、でももう準備は終わった?」
「、、、まぁ一応」
ln「なら、終わらそーぜ。」
il「は?」
ln「疲れちゃってw」
ln「ほら、俺の仕事はもう終えたし」
ln「君らへの負担は最小限にするよう配慮してスタッフへの役割も終わらした。」
ln「困ることはないでしょ?」
nt「まてよ、なんの話だよ」
ln「、、、俺はここを去る。」
ks「え、」
st「聞いてないんだけど、、、」
ln「言ってないもんw」
ln「俺が記憶を失った原因も、倒れた原因も。」
il「は、おまッ“記憶、、、」
ln「事務所来た途端思い出したっニコッ」
ln「俺はこの仕事を嫌ってた。」
ln「無論、スタッフもメンバーもリスナーもどうなろうと構わないと思うくらい。」
ln「投げ捨てようと思ってた。」
ln「全部終わらそう、そう思って、」
ln「薬を飲んだ。」
nt「は、、、ッ“?」
ks「、、、じょ、冗談だよね?」
ln「なにが?」
ln「全部終わらすだけ、何も変わらないよ」
ln「自分の役目放棄して、俺は俺としての役目を終える」
il「死ぬ気かッ“」
ln「この仕事辞めれるなら死にはしないさ。」
ln「、、、散々努力してもッ無駄“になるくらいの批判が収まるならッ“!!」
st「ッ!?」
mk「ぁ、、、」
ln「リーダー、リーダーッ、、、」
ln「疲れちゃったからポロッ」
ks「ッ!?」
nt「、、、辞めたら幸せなのかよ」
ln「んーそーだね。」
ln「エンタメでもバカにされる世界から離れなれるなら。」
ks「ぁ、、、ッ“ポロッ」
ln「、、、泣きたいのこっちなんだけど。」
ln「俺の努力も、仕事量も誰よりもわかってるのはお前らだろッ“!?」
ln「全部捨てて、バカにされて、なんのためにやってのか意味もわかんなくてッ“!!」
ln「死ねば楽なんだろって思う日々が続いたッ“!!」
ln「、、、辞めさせてよ。」
ks「、、、ごめん、これはこさのわがまま。」
st「ちょ、」
ks「わかったよ、らんくんの言うとおりエンタメもやめる、」
ks「らんくんの努力は誰よりも凄いって、」
ks「、、、辞めたっていい、」
ks「それがらんくんの幸せなら。」
ks「でも、もう馬鹿にしたり、貶したりなんかしない、」
ks「できないから。」
ks「こさの人生、最大の尊敬する人を、そんなことしないから。」
ks「やめてもこさ達とは関わってほしい。」
nt「俺からもお願いッ“」
nt「ッ、、、らんが辞めるなら、俺、sxxnにいる意味ない、、、」
nt「、、、だからッ“!!」
ln「ついていく?」
ln「綺麗事。」
ln「やめたほうがいい。」
ln「、、、俺はもうお前の言ういいやつでも、便利なやつでもないから。」
mk「らんらッ“」
ln「だから黙ってたんだよッ“!!!」
il「、、、。」
il「わかった、らんの意見は主張する」
il「辞めることも、、、その意思も賛成するッポロッ」
nt「は、、、」
il「、、、ッ、、、“sxxnを終わらせよう。」
ln「は、、、」
il「らんのいないsxxnは続けられない」
il「そんな未来が想像できなかった。」
il「らんがいった、想像できない未来は造れない未来だと。」
il「、、、むりだ。」
il「sxxnをやめて、みんなでもう、普通で生きようよ。」
ln「何言って、、、」
st「ごめん、おれもいるまちゃんの意見に賛同」
mk「おれも、、、。」
ks「こさもそれがいい。」
nt「らんがいなくなるならそのほうがいい。」
ln「、、、馬鹿じゃないの、、、。」
ほんと、馬鹿だよね。
しんどい想いにほいほいついてきて。
俺はいつまでもあんたらのリーダーじゃない
いつかは見放す。
仲間なんてそんなものなのに。
ln「、、、も、、、それでいいや、、、ポロポロッ」
コメント
2件
ハッピーエンドですよね?!ハッピーエンドで終わったんですよね?!LAN君が関係を絶つなんて嫌ーー!